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自動車普通免許、一発試験合格への道(1)


 私は自動車の免許を持っていない。でもかつては持っていた。失効になったのだ。うっかり更新を忘れて失効になった。
 長い間、無事故無違反だったのでゴールドカードだった。ゴールドは有効期間が長いことだけは知っていた。それが5年だったか10年だったか知らずにいた。私は船舶の免許も持っているのだが、こちらは確か10年だ。あるいはパスポートと混同していたのかもしれない。とにかくまだずっと先だと思っていた。でも過ぎていた。
 そんなこんなで、免許のない生活をもう5年以上も過ごしている。

 免許を取ったのは18歳のときだ。現役では大学受験を失敗し、その直後から教習所に通い始めた。私は1月生まれだから、18歳になって2ヶ月ほどのことだ。教習所では最短時間でカリキュラムを終え、試験もすべて一発で受かった。18歳の男子では普通のことなのかどうか。それでも教習所の先生に誉められた。
 その後、21歳でアメリカのカリフォルニアへ、31歳でバーモントへ留学し、二回とも現地で免許を取得した。なので今まで、合計3回自動車免許を取得したことになる。でも今はどれも失効していて、免許はない。

 私の家は逗子駅から歩いて30分ほどの場所で、近所のひとは陸の孤島と呼ぶ。車がないと少し不便な場所だ。でも私は歩くことが好きなので、まったく苦にしたことがない。だから免許をまた取ろうと考えたことはない。かえって更新の手続きがあったりして面倒だと思っていたくらいだ。
 ところが、今回免許を取る気持ちになった。理由は詳しくは書かないが、ひとつには猫のことがある。何かあったとき、実家に預けることもありえるので。

 さて、免許再取得を決心して、ネットで自動車免許の取得について調べてみた。方法はふたつあることが分かった。ひとつは18歳のときと同じ方法。公認の教習所に通い、規定のカリキュラムを履修して取る方法だ。もうひとつは都道府県の自動車免許試験場で試験を受けて、取得する方法である。これを世間では一発免許というそうだ。

 受験者から見てこのふたつには大きな違いがある。時間と費用だ。公認教習所ならはっきり調べていないが、4~50時間の授業および実技演習があるはずだ。一発なら、それはゼロ。いきなり試験を受けることができる。費用は公認教習所だと今なら、30万円以上が最低レベルだ。一発ならこれもゼロ。しかし一発でも試験の費用はかかるのだが。

 さてこれだけ期間、費用が異なり、さらにすでに3度も免許を取得したことがある自分が、今更教習所に通うことは憚られる。もったいない。ならば一発でいくしかない。
 しかし安いにはそれなりの理由がある。一発免許といっても、実は一発ではいかないらしいのだ。一発が数発、ときには十数発や数十発にもなることが普通であるようだ。それにその数発、あるいは十数発にも準備が必要である。準備なく受ければ、果てしなく落ち続けてしまう。あな、恐ろしい。
 たしかにそれには思い当たるフシがある。教習所で昔習った、細々とした確認事項や、実際にはあまり使わないポンピング・ブレーキや踏み切り時の窓明けなど、試験ならではのテクニックはとうに忘却の彼方であるからだ。やはりもう一度、学びなおさなくてはならない。
 
 そこで一発屋(わたしのような一発試験を受験しようと企むもの)に向けた専門の教習所がないのかを調べてみた。すぐに見つかるかと思ったが、これが全然ないのだ。なんでだろう。実に不思議なことだ。だって自分のようにうっかり失効の人も、さらに違反で失効した人も世の中には沢山いるはずなのに。
 逗子から近いとろころの教習所から順に電話をかけてみた。鎌倉市、横須賀市、藤沢市のほぼすべて、さらに横浜の戸塚周辺など合計で10数箇所の教習所に問い合わせた。その結果、すべてに断られた。一発屋向けの教習はどこも行っていないのだ。しかし教習所の人と電話で話しているうちに、神奈川では自動車試験所のある二俣川の周辺で、ひっそりと一発屋向けに教えてくれる非公認(!)の教習所があることが分かった。

 なんと教習所には公認と非公認があるのだ。そして公認はものすごく高くて、非公認は安い(この時点では知らなかったが、後から分かった)。なんだか、いわくがありげである。このあたりことについては、おいおい書いていこうと思う。

 さて、そして。二俣川にある非公認の教習所に電話をかけてみた。結果は快くOKである。いつでもきて下さいとのこと。その場ですぐに申し込もうと思ったが、他にも同様の場所があるのではと思いとどまり、その場は一旦電話をきった。
 調べた結果、二俣川周辺には何箇所か非公認の教習所があることが分かった。料金はほぼどこも同じ。ならば一番、近いところがよい。結局、最初に電話した場所に行くことに決める。二俣川自動車学校である。

 そして行って来ました。二俣川自動車学校へ。二俣川なんて、聞いたことがない駅であり、ものすごい田舎をイメージしていたが、案外近かった。横浜駅から相鉄で快速だと11分。鈍行でも20分弱である。自動車学校は二俣川駅から徒歩10分弱。途中にユニクロがあった(こりゃいい。今後、通うことにしよう)。
 学校は、学校というよりも、駅前の不動産屋のような作りであった。ガラス扉をガラガラと開けると小さなカウンターがあり、男性ひとりと女性ふたりがいた。まわりに商談用(?)テーブルが三つ。長椅子がひとつ。まさに町の小さな不動産屋そっくりである。ひょっとしてここは事務所だけで学校は別にあるのかもしれないが。きっとそうだろう。ここでは授業を行うことはできない(後から分かったが、ここでは学科向けの講習は行っていない)。
 ちょっと店構え(学校構え?)を見て、及び腰になったが、ここまで来たら覚悟するしかない。ということで入学手続きを済ませました。

 これから暫く、この学校に通います。さて私は一発試験に合格することができるのでしょうか。もし受かるとしたら、どのぐらい教習を受けなくてはならないでしょうか。今後、費用や教習内容などを記録しながら、このブログにて報告してまいります。

 本日の費用
 住民票作成費 200円(電話にて持って来るように言われていた)
 電車代 新逗子→横浜 300円(京急)
       横浜→二俣川 190円(相鉄)
       二俣川→横浜 190円(相鉄)
       横浜→逗子 330円(JR)
 入学金 5、200円
 教習料(1時間分) 5、200円
 コース図(1) 700円
 コース図(2) 300円
 合計 12,610円

追)自動車を求めています! 
 車を買い替えるため、あるいは海外転勤などで不要な車のある方、ご一報ください(コメント欄にご記入ください。「管理者だけコメントを表示する」にチェックを入れていただければ、私にしかコメントは開示されません)。
 できれば無料で、あるいは格安でお譲りいただければ助かります。名義変更の手続きはこちらで責任ももってやらせていただきます。

二俣川自動車学校
ここが新たな学び舎である二俣川自動車学校

隣のラーメン屋
隣のラーメン屋。暗くて見えにくいが「合格」とビルに文字が。最初はここが学校かと思い、かなり衝撃を受けた。


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自動車普通免許、一発試験合格への道(2)


 本日、初めての場内教習を受けてきた。感想。辛い、しんどい、止めたい。

 昨日のブログで、18歳のとき最短カリキュラム、全試験一発で合格、さらにアメリカで2度も免許を取得したとエバった。俺は3回も自動車免許を取った男なんだ。そんじょそこらのドライバーじゃないのだぞ、といった内容を書いた。
 すみません。私が間違えていました。馬鹿でした。過信していました。
 以前、偉そうな内容のメールを翻訳学校の先生に書き、“虚心坦懐”というタイトルで返事をもらったことがある。あのときは反省し、今後は謙虚に生きようと心に誓った。しばらくの間は座右の銘にしようこ考えていた。でもちっとも反省していませんでした。すみません、先生。あいかわらず私は自信過剰のナルシストです。

 本日はマニュアルで教習を受けた。
 申し込みの際、受付で散々、オートマを勧められた。でも以前はマニュアル(当時は全部そうだった)の免許だったし、最初に乗った青のファミリアはマニュアルだった。その後はほとんどマニュアルには乗る機会がなかったが、当然自分はマニュアルで問題ないだろうと思っていた。それに大の男がオートマ限定の免許なんて、ちゃんちゃらおかしくて屁が出ちゃう、と考えていた。受付のアドバイスを無視してマニュアルで申し込んだ。なんでも現在はオートマ率が95%ほどだそうだが。
 やはり受付の人の意見が正しかったと思う。いくら最初のマイカーがマニュアルでもそれはもう25年以上前の話なのだ。それからマニュアルに乗ったのは記憶の限り、3,4回程度。引越しでトラックを借りたときと、親戚の軽トラを運転したとき。その程度だ。案の定、すっかり忘れていたのだ。

 私のカルテには運転歴25年と書いてあるようだ。そうだろう、そう申告したのだから。そのカルテを見た教官は私の腕を試すべく、まず何も教えずに、車でコースを一周するよう促した。
 焦った。まず何をしたらいいのか。皆目見当もつかない。椅子の位置の調整が先か。ミラーの調整か。ドアミラーの調整はすべきなのか。シートベルトはいつ装着するのか。しかたないので順番はめちゃくちゃで自分なりにやってみた。
 さてエンジンの始動だ。これも忘れていた。クラッチとブレーキは一緒に踏むことは、体で覚えていた。でもエンジンをかけるときギアはニュートラルだったか、一速だったか。もう、イグニッションキーを入れただけで、汗をかいていた。
 それもなんとかデタラメでこなし、コースに出た。もう全然、どう走っていいのか分からないので、普通に走っちゃた。公道を普段走っていたように。それも久しぶりのマニュアルなので、ちょっと吹かし過ぎたり、逆にノックしそうになりながら。
 2周ばかり走らされて、車を止めるように言われた。「山本さん、相当長い間車に乗ってないようですね」「ははー」。それからはもう、18歳のとき以上に平身低頭、教官に最高敬語で話しましたよ。

 私の運転は、まったく駄目だそうだ。あらゆることが基本に達していないという。今日、言われたことを記してみる。
 まず発車までの動作が滅茶苦茶だそうだ。やっぱり、そうか。正しい順は。
1. ドアは後ろを確認してからゆっくりと開ける。
2. ドアはゆっくりと閉める。
3. ドアを閉めたら鍵をかける。
4. 椅子の調整。まず前後。それから背もたれの順。
5. ルームミラーを調整(ドアミラーはいじらないそうだ)。
6. シートベルトを締める。
7. ブレーキとクラッチを踏む。
8. ギアをニュートラルに入れる。
9. ウインカーを出す。
10. 前後左右を確認してから発進。

ここまでが発進。コースに出てから言われたことは。
1.直線では3速まで入れる。
2.曲がり角は2速に。徐行で(10キロ以下)。これが思ったより、遅いのなんの。
3.曲がり角のかなり前にウインカーを出す。それから首を回して、後方の確認。そして車線変更(でも車線なんて、ないんだよ。ただ右の方によるだけ)。
4.とにかくメリハリをつけて(なんじゃ、メリハリって?)。

 こんな感じだろうか。書いてみると簡単そうだが、これが難しかった。その理由はコースが小さい。あっという間に曲がり角に来てしまう。それまでに加速をし、片側一車線なのにウインカーを出してから車線変更。
 車線なんてないんだよ。だけどイメージしてちょっとばかり右に寄るのだ。そうこうしているとあっという間に曲がり角だ。これもどう見たってただのカーブだ。カーブならウインカーを出さないが、ここでもイメージの世界だ。そして徐行。これが遅い。10キロ以下なんて体感だと歩いているような速度だ。それもアナログの速度計なので、10キロなのか15キロなのかなんて、見ても分からん。ところが15キロを越えると減点だそうだ。そんな、あんなちっさな速度計じゃ、よう見えんよ。こちらは老眼なんですぞ。
 ところがだ。後から分かったが、デジタルの速度計が教官側にはついているのだ。それで教官は今15キロですよ、なんて言えていたのだ。きたねー。
 それからは教官側の速度計を盗み見て運転しましたよ。

 まあ、こんな感じで50分の教習が終わった後は、心底疲れた。クラッチ踏みっぱなしの左脚はつりそうになったほどだ(昨日、ジムでふくらはぎの運動(カーフ)をしたので余計辛かった)。

 実はそれから今日はもうひとつカリキュラムがあった。本番の試験場を歩いて下見したのだ。実はこれがあるので二俣川自動車学校を選んだのだ。
 本番コースは自動車学校のコースとは違い、距離もあるし車線も場所によっては二車線ある。それでも一般道と比べればオモチャの世界で、なんでこんなところで車線変更したり加速したり、おもいっきり減速しなくちゃならないの?、という箇所が満載であった。

 とにかく教習一時間、下見一時間の合計二時間ばかりの授業であったが、大変疲弊した一日であった。
 正直、今日終えて、もしかしたら免許は取れないのじゃないのだろうか、と思っている。頭の中をすっかり入れ替えないよ駄目なのだ。25年の運転歴の常識はすべて忘れなくてはならない。これからは運転免許試験のためのドライブテクニックだけを頭にインプットしなくてはならない。そしてそれを繰り返し訓練するのだ。それを乗り越えなければ、本当に免許は取れないだろう。
 結構、長い道のりになりそうである。


 帰りは前回、来たときに気になっていた中華料理屋で昼食を取った。何が気になっていたかって。「サンマーメン」っていう看板にだ。サンマ入りのラーメンなんて、面白そうじゃないか。表示には「ハマの味。うまい、安い、ボリューム満点、栄養満点」とある。結果は下の写真である。この食事も含め、前途多難が予想される一日であった。

これが噂の“サンマーメン”
これが“サンマーメン”(650円)。普通の野菜あんかけ。サンマは入っていなかった。麺は細めん。かなりの柔らかめ。量は普通。味も普通の駅前のラーメン屋の味。ただし店のおばちゃんはおしろいで顔が真っ白だったが、良さそうな人だった。


追)自動車を求めています! 
 買い替えるため、あるいは海外転勤などで不要な車のある方、ご一報ください(“honyakubiyori@”続いて“gmail.com”です。まで)。
 できれば無料で、あるいは格安でお譲りいただければ助かります。名義変更の手続きはこちらで責任を持ってやらせていただきます。車種や色にはこだわりはありません。ただ車庫の高さの関係上、車高は160センチ以下になります。


本日の費用
 電車代 新逗子→横浜 330円(JR)
     横浜←→二俣川(回数券 12枚時間指定) 1900(相鉄)
     横浜→逗子 330円(JR)
 教習料(2時間分) 10、400円
 合計 12,960円

今までの合計 25,570円


自動車普通免許、一発試験合格への道(3)


 ここのところ更新がちょっと遅れ気味。今日は10月30日だが、これは10月27日のこと。

 27日(水)、2回目の実技講習(コース内)を受けてきた。前回はマニュアルで受講し、散々な目に会い、教官からもちょっとこのままマニュアルに進むのは厳しいかもしれないという忠告を受けていた。今回は迷った末にオートマで受けてみることにした。
 やはり躊躇はあった。オートマ限定という免許自体がカッコ悪いと思ったわけでは、実はない。そんなの本当はどうでもよかった。ただ実際にマニュアルに乗る機会があるかもしれないと考えたからだ。今から25年ぐらい前の大昔、まだ世の中がマニュアル時代だったころ、これは恒常的にマニュアルに乗っていた。それからオートマ時代が到来したが、その後も何度か乗る機会があった。前も書いたが、親戚の軽トラや自分や友人の引越しの際のトラックを運転したときだ。どれも必要な場面であった。今後、そういった機会がないとも言えない。だからできればマニュアルで受験したかった。でも、前回の講習を受けてみて思い知らされたが、かなり忘れている。いや例えば2時間ぐらい続けて乗れば思い出せるとは思う。ただ試験でいきなり乗るとなると、うまく運転できる状況ではない。やはり25年のギャップは大きい。
 そこで今回は苦渋の選択で、オートマで受講してみた。その結果。これが前回とまったく違った展開になった。すごく簡単なのだ。当然、2回目だったことも大きい。このカーブは実は交差点だと仮定しているのだな。ここは片側一車線だが、二車線だと仮定しているのだな。その場合はルームミラーで確認後、ウインカーを出し、それから首を振っての目視、三秒後に車線変更。交差点(仮想)の三十メートル前からまたウインカーを出し、曲がる際には時速10キロ以内で徐行する。そんなことが前もって頭にインプットされていた、この違いは大きい。何をしていいのかあたふたせずに、対応することができる。ただ、やはり2回目だからということだけではないと思う。乗りなれたオートマの安心感が違うと感じた。
 とういうことで今回の講習は楽しかった。コースのどこを走っても、楽チンであった。二俣川自動車学校にはまったく初めての生徒も沢山いる。その人たちがクランクやS字で縁石にぶつけてしまったり、バックで位地を戻したりしているのを余裕で見ることができた。もちろんクランクもS字も余裕であった。だって実際にはもっと狭い道を走るケースってあるのだから。約30年前に教習所へ通ったときにクランクで戸惑ったことは今も覚えている。さすがに長いドライブ経験はそれなりにだが、成長を促していたのだ。
 
 やはりオートマしかないようだ。今後、友人の引越しを手伝う機会はあるだろう。その際はマニュアルなら運転はできない。軽トラにも(マニュアルなら)乗れない。マニュアルの軽トラの運転感覚は好きだったのだが。
 残念だが仕方ない。世の中、すべてがうまくゆく訳ではないのだ。肉を切らせて骨を切る(この比喩、ちょっと違うかな)。マニュアルは捨てて、実(免許)を取りにいく作戦に変更だ。

 さて楽しい実技講習が終わった後、今回も実際の試験場のコースを下見する。こちらも今回は余裕で歩くことができた。
 前回は下見を引率した教官が無愛想、横柄なタイプの若い男だった。質問しても、あからさまに嫌な顔をした。私がある質問をしたら、「そんなことコースガイドに載ってるよ」と言って、他の生徒の前で嘲笑するような男だった。しかし今回は中年のベテランで、実に懇切丁寧に教えてくれた。おかげでコースをよく理解することができた。

 今後だが、これで練習コースはおしまいにしようかと思う。もう少し、コースでの講習を受けるつもりで、予約をしていたのだが、キャンセルをした。この感じだと、もうコースで練習する必要はないように思う。
 そこで実際の試験会場での講習を申し込む。二俣川自動車学校では、日曜日に試験場を使っての講習を受けることができるのだ。料金はちょっと高めだが、念のため2時間ばかり申し込んだ。

 さあ次は仮免学科の本番試験だ。来週か再来週に受けるつもりだ。それに受かれば仮免実技に進める。その前に試験場での講習を2時間受ける。
 希望では今年中に免許を取得したいと思っていたが、ちょっと難しそうなペースである。でも着実に、なるだけ試験を少ない回数でこなし、来年1月、あるいは2月には取得したいと思う。

 本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR)
     横浜→逗子 330円(JR)
 試験場教習料(2時間分) 12、800円(1時間9,000円だが、前回納めた分をキャンセルしたのでその差額)
 写真    600円
 合計 14,060円

今までの合計 39,630円
 

自動車普通免許、一発試験合格への道(4)


 またまた更新をさぼってしまった。この間、免許の件で少し進展があった。

 11月12日(金)に仮免学科を受けた。結果は合格。まずは第一段階突破である。
 学科は本屋で市販の問題集を買ってきて勉強をした。二俣川自動車学校からは提携する学科専門の “トップ教室”というのを紹介されていた。なんでもここの模擬の問題はほとんど本番と同じ内容が出るそうである。ぜひ受けたほうが良いと言われたが、授業料がおしくて行かなかった。
 市販の問題集は2回ばかり読み込み、巻末の模擬試験(5回分)も2回行った。だいたいいつも9割程度のできだった。学科は9割正解で合格なので、かなり不安感があった。特に当日のトップ教室の模試は本番とほぼ同じ内容が出るという(学科試験は13時申し込みで、午前中トップ教室に参加できる)。受けるかどうか、当日まで迷ったが、やっぱり受講料はもったいないし、朝早くラッシュの電車に乗るのが嫌で、結局行かなかった。
 結果は冒頭に書いたとおり、合格であった。それも仮免は50点満点なのだが、なんと50点だった。家ではいつもケアレスミスがいくつかあったが、本番では慎重を期し、ゆっくりと問題を読み、さらに自信がない問題はチェックして、後から再考し確認したのがよかったようだ。

 仮免学科は試験時間が30分で50問。15分が経過すると会場を退出することができる。私の場合、15分の時点でまだ30問程度しか終わっていなかった。ところが15分経つと、何人もの受験者が部屋を出て行った。このときは少し焦った。さらにその後も、ぞくぞくと退出が続き、最後まで残ったのは3人のみだった。
 途中からは退出者を気にしないようにして、自分のペースでゆっくりと問題を進め、途中チェックした自信のない箇所を再度読み、それが終わったのが25分経過した時点だった。それから他の問題ももう一度読んでいって、途中で時間終了。最後まで残った2人と一緒に退出した。
 それにしてもみんな、なんで途中で出ちゃうのだろう。余程自信があるのか、トイレにでも行きたかったのか、それともまったく手ごたえがなく諦めたのか。
 
 試験の申し込みは13時から13時半まで。実際に試験が行われたのは1時49分から2時19分まで。事前に試験官(警察官)から試験についての説明があった。これがものすごい早口であった。日本人の自分でも何を言っているのかキャッチできない箇所が何箇所もあったほどだ。一発試験は結構、外国人が受けている。多分、安いからだと思うが。彼らにはあの試験官がしゃべった内容はほとんど理解できないであろう。もう少し、配慮があってよいように思う。しかしあの彼は何をいったい焦っていたのだろう。試験開始も1時49分からと中途半端である。1分ほどゆっくりと待って50分からすればいいのに、勢いあまって突っ走って試験に突入した感じであった。
 2時19分に仮免組み(同時に本免も行われていて、そちらは1時間)は退出し、自分も退出。発表は3時50分からだった。あれだけ急がして試験を始めたのにも拘わらず、発表までには随分時間がかかった。マークシート方式なのですぐに結果が出ると思うのだが、警察官僚の考えることはよく分からない。

 3時50分、電光掲示板に合格者の番号が掲示された。仮免は18人受けており(自分で数えました)、合格者は9名、丁度5割の合格率であった。この合格率を見れば、途中退席者の理由が分かる。かなりの人が問題を読んだ時点で、結果を悟り諦めたのだろう。でも一方、合格者も半分いる。彼らのうちほとんども、途中退席していることになる。なぜ最後まで見直しをしないのだろう。よほど自信があったのだろうか。
 ちなみに本試験は約50人受験しており、合格者は36人であった。実技は難しいが学科は容易であると聞くが、学科侮るべからずである。結構、落ちるひとはいる。

 そういえば2種試験も一人だけ受験していた。60歳過ぎの初老の男性だった。小柄な人で頭が禿げ上がっていて、茶色いジャンパーがなんとなく寂しげな雰囲気をかもし出していた。いかにもリストラに合い、一念発起してタクシーの運転手に活路を見出している、そんな風情であった。
 2種は一人のみだったのでどうしても目立っていた。合格発表の番号も最初であり、自然に合否が分かってしまった。残念ながら不合格であった。私は全体の数や合格者の数を掲示板で数えていて、少しの間その場に留まっていたが、その男性は自分の番号だけ見ると、すぐ立ち去って行った。
 合格発表の掲示だが、これがやたら短い。確かに自分の番号だけチェックすればよいのだから、1分もあれば十分かもしれない。でもたまたま尿意を催したり、仕事の電話で外に出ているケースもあるだろう。警察官僚はそこは考慮に入れないようだ。掲示は3分程度で終了した。本試験の合格者を数えている途中で、突然番号は消えた。

 二俣川の試験場にはいつも献血車が停まっており、献血を呼びかけている。今回は合格し気をよくしていたので、献血して行こうかと一瞬考えた。しかし5時前には横須賀線に乗りたい。ラッシュアワーの前に帰りたいのだ。献血より電車で座れることを優先した私は、献血車の前を素通りして、夕暮れの試験場を後にした。


本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR)
     横浜→逗子 330円(JR)
     二俣川→横浜 190円(相鉄) ※以前購入した回数券は時間指定で午後4時までしか使えなかった。
 仮免試験受験料 3,100円
 合計 3,950円

今までの合計 43,580円


自動車普通免許、一発試験合格への道(5)


 11月14日(日)、二俣川の本番試験場で実技講習を受けてきた。試験場は日曜日、一般に開放されており、私が通っている二俣川自動車学校では、試験場を使って実技講習をしてくれるのだ。今回、2時間ほどを受講してきた。

 以前、自動車学校で実技を受けて、最初の1時間目で大いに落ち込み、2時間目で立ち直り自信を付けたと書いたと思う。今回の本番コースでの講習は、また大いに落ち込むこととなった。

 まず、私はまったくコースを覚えていかなかった。事前にコース図は購入してあり、学校からはなるべく覚えてくださいといわれていたのだが、地図でコースを覚えることをナンセンスに感じ、事前に地図を読むことすらしていかなかった。
 教官はコースを運転中に教えてくれた。ここはまっすぐ、突き当りは右折、といった具合で。だからなんとかコースを辿ることはできた。しかし先が分からないと道路の右側車線を走るべきか左側車線を行くべきかが判断できない。教官は間違えると指摘してくれはするが、こちらはどうしてもあたふたしてしまう。

 また一番戸惑ったのはスピードである。本番コースでは50キロ出さないといけない箇所があるのだが、これがそれほどの距離がない。その短い道をいきない50キロだすと、かなり違和感を覚える。しかしそこはまだましだった。短いとはいえ、初心者でも50キロだせる設計になっているコースである。こんなに飛ばしていいの?、という気はするが、別に出せないことはない。最初からそのルールを知っていれば、出せなくはない。でも知らなければ普通は50キロもださない場所である。そして50キロださないと減点だそうだ。つまり、一発で受けに来たひとは受からせないぞという、警察の意志の現れである。
 さて、それよりももっと短い箇所がまた問題だ。あらゆる直線で教官はスピードが足りないと指摘するのだ。わずか30メートルほどで右左折するような箇所でも、もっと出せという。普段、路上でもそんなに飛ばす人はいないようなスピードを要求してくるのだ。それも止まる直前までブレーキを踏ませない。なんとS字やクランク内のわずかな直線箇所でも飛ばせといわれたときには、正直驚いた。メリハリ(これがキーワードなのだが)がないと減点対象になるためだ。これも知らなくてはならない受験テクニックのひとつである。
 また戸惑ったのはキープレフトだ。教官は何度も「キープレスト」をしろと言う。つまりキープレフトのことだが。この教官、結構口がきつい。正直、キープレストと連発されるたびに、この程度のプロ意識の教官にいいように言われる自分が情けなく感じたが、自分は教えを受けることを覚悟して臨んでいるのだ。思いを正し、元気に「はい」をこちらも連発して応酬した。それでキープレフトだが、これが結構なキープレフトだ。こんなに左寄りに走って、かえって危なくない?、と思うほどを教官は要求する。さらに左折の場合は、その過激なキープレフト状態からさらに左に寄らされる。縁石との距離は50センチ以内だそうだ。しかし縁石に乗り上げたら、それで失格とのこと。う~ん。なんでこんなつまらない、しかし難しいことを求めるのだろうか。確かにこの程度の小さいコースを普通に走らせたら、みんな合格しちゃって、試験場が上がったりかもしれないが。まさにこれも試験のために設けられた基準である。
 まだある。交差点では中心部の内側を右折しなくてはならないのだが、これがまたぎりぎり中心部を右折しなくてはならない。早く右にハンドルを切り始めると怒られるのだ。そしてこれも、仮に中心部より少しでも外回りになったら失格だそうだ。なんで? もちろん中心部には印なんてない。自動車学校の教官や試験場の試験官は毎日のように走っているから、感覚で分かるかもしれないけれど、普通の受験者がどこが中心だかとっさに判断できるものではない。だからこれも試験のテクニックなのだ。ちゃんと事前に試験向けにトレーニングを受けておかなければ、試験には合格させませよというシグナルなのである。
 同じ右折でも交差点でなく、小さな道から大きな道に入る場合はまったく逆となる。左折は先ほど書いたとおり、極端なキープレスト、じゃなくてキープレフトを求められるが、右折の場合は思いっきり直進してギリギリで右折しなくてはならない。これも若干余裕をもって右ハンドルを切ると怒られる。キープレフトになっていないからだ。右折し終えた時点で、極端なキープレフト状態にもっていくために、思いっきり大回りというか直角に曲がるように右折しなくてはならないのだ。
 まだまだありますよ。交差点や曲がり角での右左折は基本的に徐行しなくてはならない。徐行とは時速10キロ以内と教本にはある。ところがここをたとえば5キロ程度で走ると、また怒られるのだ。だって10キロ以内には5キロも含まれるじゃんと思うのだが、教官は認めてくれない。交差点での徐行はタラタラ走ってはいけないどうだ。で、何キロぐらいなら良いのですかと尋ねると、10キロよりちょっと上ぐらいだそうだ。それだと徐行にはならないのではないですか?と恐る恐る聞くと、交差点の徐行はそんなもんだという。ところがです。徐行の表示がある場所があるのですが、ここは決して10キロを越えてはいけないそうだ。たとえ1キロでも越えたら減点だそうだ。同じ徐行なのになぜ?、交差点と徐行表示のある場所で速度を変えなくてはならないのだろう。これもやはり試験対策をしていない人を落とすためのものと推測される。

 もうひとつ、最後に。“止まれ”の表示がある地点がある。当然、一時停止をしなくてはならない。最初、私は気が付かずに一時停止をしなかった。もちろんそれは私のミスである。教官は最低2,3秒停止しなさいと指示してきた。次のとき、余裕をもって3を数えてから動き始めた。すると遅いという。え?、である。「あの3秒ぐらい停止したつもりですが」 すると教官は「2秒ぐらいで十分」というではないか。さっきは2,3秒は停止しなさいといったくせに。まあ、これは試験場の問題ではなく、キープレストと連呼する教官の資質の問題ではあるが、これもおとなくし聞かなくてはならないのが受講者の定めである。

 そんなこんなで、今回の実技演習はほんと疲れました。
 仮免実技の本番は今度の木曜日である。

本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR)
     横浜→逗子 330円(JR)
     横浜→二俣川 190円(相鉄) ※以前購入した回数券は日曜日は使えず。
     二俣川→横浜 190円(相鉄) 
 合計 1,040円

今までの合計 44,620円

自動車普通免許、一発試験合格への道(6)


 11月18日(木)、初めての仮免実技試験を受けてきた。今、“始めて”と書いた。そう、つまり2回目があるということだ。落ちました。残念ながら。
 
 試験の手続きは13時からの予定だった。しかしなぜか窓口が開いたのは12時45分ぐらい。すぐに手続きの列ができた。ここで私はあえてすぐに並ばなかった。なぜなら受験番号が後ろの方がよかったからだ。しかし結果は3番、仮免受験者が約10人ほどいたなかでの3番であった。でもまずは1番でなくて良かった。
 なぜ1番は避けたかったかというと、実技試験では受験者の次の番号の人は、後部座席に乗ることができるからだ。つまり1番の人は、後部座席に座る機会がない。2番以降は前番号の受験者が受験する様子を後部座席から見学することができる。
 私の前は女の子であった。車が動き始めてすぐに思ったのだが、きっと免許取り消しや失効組みではない。まっさらのビギナーだ。ブレーキやアクセルが、あるときは急だしあるときは緩慢である。体にそれらの感触が滲みこんでいない様子だ。ただ他はきちんとできていたと思う。しかし、彼女は完走できなかった。コースの半分ほどのところで、出発地点に戻るよう試験官から指示があった。厳しい。まったくのビギナーにはかなり厳しい採点基準である。
 さて自分だが、自分も正確には完走ではなかった。ただほぼ最後まで行っていたので、お情けで最後まで走らせてくれたが。
 完走とか途中で戻るとか書いた。これは採点方法が減点法で、100点満点で70点以上が合格。70点を下回った時点で試験中止となる。つまりマイナス点が30点を超えた時点で終了となり、コースバックを命じられるのだ。
 試験が終わった後に、評価を試験官から聞いた。自分の場合は車線変更するときの目視確認(首を振って確認する)と同時に、あるいはそれ以前にハンドルを切り始めているとのこと。これが何回か繰り返され、減点が膨らんだそうだ。そうなのだ。同じ種類のミスでも繰り返すと減点が折り重なってしまうのだ。私の場合のような車線変更のたびに繰り返される減点だと、これ一種類のミスですぐに30点を超えてしまう。それともうひとつ指摘された。左折の際、膨らむ傾向があると。
 この両方について、言われてみれば確かに思い当たる。最初の目視とハンドル操作のタイミングだが、これは以前からの実は癖だ。実際に運転していて、確認とほぼ同時にハンドルを切り、後ろに車がいて慌ててハンドルを戻したことがある。危ない癖だ。この指摘、当然素直に受けなくてはならない。
 もうひとつの左折で膨らむ傾向だが、これは正直にいって直す自信はない。前にも書いたが、試験場ではかなり極端なキープレフトを要求される。すでに左ぎりぎりのところから左折しなくてはならないので、内輪差を考慮すると少し大きく廻らざるを得ないのだ。しかし、これもそんなことせずにシャープに曲がっている人はいるのだから、文句は言えないのだろう。自信がなくとも次回はトライしなくてはならない。脱輪しなければ良いのだが。

 自分の試験は3番と早かったので、2時過ぎには終了した。不合格は分かっているのだが、ここで帰ることはできない。結果発表と同時に落ちたひとは次の試験日程が告げられるからだ。結果発表は3時50分からであった。
 時間がうんとある。そこで考えた。そうだ献血をしよう。前回、献血車が二俣川試験場では常時待機していて、献血を募っていると書いた。時間は1時間以上もあるのだ。やってみよう。少し世の中の役に立つことをすれば、次は運が巡ってくるかもしれない。
 実はわたくし、献血は初めてである。恐る恐る、献血コーナーへ行った。書類を書かされ、色々な質問を受けた。書類を書き終えたころ、ある質問をされた。「輸血を受けたことがありますか」。わたしは乳児のころ、大きな手術を受けたことがある。そのとき確か輸血を受けたはずだ。「はい」と私が答えると、「ああ、そうなんですか。それだと輸血はできないんですよ」とものすごく申し訳なさそうに、受付のひとがいう。
 わたしは仮免実技も落っこち、献血も断られてしまったのだ。正直、こちらの方が落ち込んだ。仮免は次があるが、献血は法律でも変らない限り永遠にできないのだ。献血もできない男なのだと思うと、寂しい。寂しげな私を見て、受付のひとが本来は献血をしたひとしか飲めない自販機の飲料を無料でくれた。ちょっとだけ立ち直った。

 さて献血を断られ時間をもてあました私は、ぶらぶらと試験場のビルをほっつき歩いた。すると私の後に受けたオジサン(受験番号4番)がタバコを外で吸っていた。そこでオジサンとしばらく会話。オジサン、今回で3回目の仮免受験だそうだ。過去2回とも途中で失格。今回、初めて完走できたそうだ。でもあまりうまく走れなかったので、今回も駄目だろうという。オジサンは私の試験のとき、後ろに乗っていたので、私の完走(形だけ)をしっている。初めての受験で、完走なんてすごいと誉めてくれた。でも本当は完走じゃないのだと、説明したが、それでもすごいという。ちょっと嬉しくなる。
 オジサンはそのあともタバコを吸っていたので、私は寒くなりビルの中に入る。ビルの中には食堂があり、そこへ向う。すると今度は私の前に受けた女の子(受験番号2番)がいた。そこで隣の席に腰をかけた。女の子は19歳で大学2年生だそうだ。思ったとおり、免許歴はないという。今回で7回目の受験だそうだ。今回も途中失格なので、失格ははっきりと分かっている。同じ立場ではあるが、とても可愛そうに思った。
 その後、さっきのオジサンも加わり3人で談笑。結局発表まで話しをしていた。オジサンと女の子の免許だけでなく、プライベートの話も聞けて、けっこう楽しく待ち時間を過ごすことができた。
 さて発表だが、なんとオジサンは合格していた。それも唯一の。約10人の受験者がいて、受かったのはオジサンひとりであった。自分は発表前に不合格が分かっていたので、別段自分のことは落胆せずに、ただオジサンの合格が嬉しかった。満面笑みのオジサンと握手なんかした。
 オジサンは合格者なので、次の手続きがありビルに残ったが、結局、女の子とは駅までずっと一緒だった。オジサンの合格と、ものすごく久しぶりの女子大生とのツーショットで、試験に落ちたにもかかわらず、帰りは明るい気持ちで帰路につくことができた。

 さて今度の試験は来週の木曜日。ちゃんと目視してから余裕をもってハンドルをきるぞ!

本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR)
     横浜→逗子 330円(JR)
     二俣川→横浜 190円(相鉄) ※行きは回数券を使用。帰りは時間オーバーのためNG。
 試験車使用料 1,650円
 合計 2,500円

今までの合計 47,120円


自動車普通免許、一発試験合格への道(7)


 昨日、二回目の仮免実技試験を受けてきた。またしても不合格。情けない、不甲斐ない。今回の不合格の理由は以下の二点だそうだ。

(1) 交差点で右折の際、交差点中心部のすぐ内側を曲がらなくてはならないが、中心部よりかなり手前で曲がっていた。
(2) 車線変更の際のミラー目視、ウインカーの合図、首を振っての目視、車線変更のタイミングが短すぎる、あるいは同時に行っている。

 1)について、運転の最中に自分でも気が付いた。ちょっと内側を廻りすぎたかな、と思っていた。案の定、減点されていた。(2)は前回も指摘されたことだ。今回は注意をしていたのだが、同じ誤りを繰り返してしまった。これも運転中、自分でできていないことに気が付いていた。試験官はちゃんと見ている。
 2)は事前にかなりシュミレーションを行っていた。道や駅を歩く際、車に乗っているつもりでミラー、ウインカー、目視、ハンドルという一連の動作をイメージしたのだ。例えば歩いていて次の角を右折しようと思った場合、ルームミラーがあるつもりで、ルームミラーを見る。右手でウインカーを出す(イメージで)。首を回して目視(ほんのちょっと)。そして一呼吸おいてから首は正面を向けた状態でゆっくりとハンドルを右に切る(イメージで)。そして右折。当然、これは他の通行人に気がつかれないように行わなければならない。とくに近所でやる場合には注意が必要だ。ただでさえ平日の昼間に近くのスーパーに買い物に行ったりして、好奇の目で見られているのだ。おまけに変人として噂になりかねない。
 そんな涙ぐましい努力の甲斐もなく、当日はなんだか上がりまくってしまって上記の結果である。本当に情けない、不甲斐ない。

 なぜか初回目よりも試験中は上がりまくっていた今回ではあるが、終わった後はちょっと余裕を持って周りを観察することができた。そこで気が付いたことがある。この試験場に来ているひとは分類できるということ。
 まず我らのような一発屋と、公認の教習所ですでに実技が終了し、最後の学科本試験だけを受けにきた人は明らかに雰囲気が異なる。一発屋は大型や大型特殊、普通二種、あるいは私のような普通免許だが、それぞれバックグラウンドが透けて見える。大型や大型特殊はやはりトラックの運ちゃんらしい雰囲気をしっかりとすでに醸し出しているし、普通二種はこちらもすでにタクシーの運ちゃんの雰囲気がにじみ出ている。また普通免許も一発を狙う人は大抵が免許取り消しの前科があり、これもその雰囲気がやはりあるのだ。一方、公認の教習所から来た人々はいわゆる一般ピープルである。学生が多いのも特徴だ。この一発屋と公認組みは、一人でいればさほど差が気付かないのだが、集団になると差異が顕著になる。

 さらに一発屋でもそれぞれ受ける試験により、タイプが分類される。今、上に書いた通りなのだが、本当に大型、大型特殊はトラック野郎然としている人が多いのだ。試験が終わると結果待ちの席に受験者は集まる。試験はそれぞれのカテゴリーごとに行われるので、その際に受験者同志が知り合いになる。結果待ちでは、それらが自然に集まるのだ。
 昨日は大型、大型特殊組みの中に、まさしく若い頃の菅原文太によく似た男がいた。この眼光が鋭い文太兄(ぶんたにい)はすでにラック野郎の中で中心人物になっていた。その日会ったばかりにも拘わらず、辺りを睥睨している。他の連中は文太兄を恐れているというよりも、自ら文太兄の存在を受容するかのごとく秩序が出来上がっていた。この早くも芽生えた集団性は他のグループより明らかに大型、大型特殊組みで顕著であった。早めに帰るトラック野郎は文太兄に挨拶してから、帰っていった。
 普通二種は、ちょっと疲れた年配の男性が多い。こちらは群れない。待合所の四方に分散し、ひたすら孤独を愛する。しかし物理的に離れていてもどこかお互いに意識しあっていることは私にも分かった。
 さて私の属する普通免許グループである。このグループは年齢がばらけている。しかしどこか共通点がある。それは人懐っこさだ。このグループはほとんどが飲酒運転で免許を取り上げられた人々だ。聞いた限り私以外全員が飲酒で免許取り消しになっている。つまり彼らは酒飲みなのだ。それも相当の。この酒飲みのオジサン連中は人懐っこい。ちょっと目が合うと話しかけてくる。そして大抵、よく話す、明るい。とはいっても免許取り消しになるほどノンベイたちだ。健康的な明るさとはちょっと異なる。影ありの明るさである。
 そのほかに、もうひとつのグループがあった。それは外国人グループだ。外国人といっても白人はあまりいない。ほとんどアジア系、アフリカ系、ラテン系だ。前も書いたが、一発で狙うのは恐らく安いからだ。裕福な白人は公認の教習所に行くのだろう。ここにやって来るのはちょっと貧しげな外国人である。この外国人グループも明るい。とくにラテン系やフィリピン系の女性は。黒人男性をからかって大声で笑ったりしている。ブラジル人女性の話が聞こえてきたのだが、今回で8回目の挑戦だそうだ。屈託のなく、大声で自慢していた。

 今回も前回知り合った19歳の女子大生と話して時間を過ごした。帰りも女子大生とツーショットを期待していたのだが、そこに飲酒取り消し組のオジサンがひとり加わってきた。そのオジサンの話が面白かった。オジサン、なんと防衛大出身の元自衛官だそうだ。自衛隊で大型も大型特殊も、限定解除二輪も取ったそうだが、飲酒ですべてを失ってしまった。めちゃくちゃ、もったいない話だ。でもオジサン、明るくその話をしていて、あまり惜しそうではなかった。さらにオジサン、もっとすごい免許を持っていた。飛行機のだ。オジサン、自衛隊ではパイロットだったそうだ。それも戦闘機の。戦闘機で二回も畑に不時着をした話を面白おかしくしてくれた。あらゆる免許を持っていて、最高難度の戦闘機を乗り回していたそのオジサンだが、今回で3回目の仮免実技だそうだ。結果はあえなく墜落。でも全然、響いていない様子だ。
 女子大生もまた8回目の不合格だったのだが、帰路は女子大生と私の落胆振りを元パイロットのオジサンは明るく励ましてくれたのだった。

本日の費用
 電車代 新逗子→横浜 0円(京急) ※今回はJRが遅延で振り替え。定期を持っていないが振り替え券をもらってしまった。
      横浜→逗子 330円(JR)
      二俣川→横浜 190円(相鉄) ※行きは回数券を使用。帰りは時間オーバーのためNG。
 仮免試験受験料 3,100円
 試験車使用料 1,650円
 合計 5,270円

今までの合計 52,390円


自動車普通免許、一発試験合格への道(8)


 本日、3回目の仮免実技試験を受けてきた。また、また、また、失格であった。疲れた。ぐったりときた。あ~、ため息がでる。
 今日、指摘されたのは一点のみ。ハンドルを戻すとき、手を緩めているということ。ちょっと分かりにくいかもしれないが、カーブを曲がり再び直線に入ると、車輪は慣性で前を向く。ハンドルもグリップを緩めると、自然にもとの状態に戻る。おそらくほとんどのドライバーは特に低速で交差点などを曲がったあと、ハンドルを戻す場合、グリップを緩め、自然にハンドルが回るのにまかせるだろう。私も、そうしたのだ。これが、いけないらしい。言われて見ればそうかもしれない。試験のときは気をつけていたのだが、以前の癖が出たようだ。
 今回指摘されたのは、これだけだ。それで失格とは。そうだとしたら、ちょっと厳しすぎるんじゃない、と思わざるを得ない。

 前にも書いたと思うが、私はアメリカで二度、自動車免許を取得している。どちらも実技はあった。向うの実技はかなり鷹揚で、その時点では無免許なのにもかかわらず、自動車は自分で持ち込まなくてはならない。原則、誰かに連れてきてもらうのだが、私は二度とも無免許で自分で運転して、試験場に向った。他の受験者も大部分がそうであったと思う。
 アメリカでの実技試験は路上のみである。横に試験官が座り、道をナビゲートし、それに従い市中を走る。普通に走れば、大抵は合格だ。道を事前に覚えておく必要はない。極端なキープレフトや、試験のときしかしない踏み切りの窓明け(アメリカでは踏み切りの一時停止は必要ないが)や、交差点の中心ギリギリを右折させたり、などはない。他の車と同じように、普通に市中を走ればよい。それができれば合格だ。私は二度、受けて、二度とも一発で合格した。
 これが、常識的で健全な実技の試験なのではないのだろうか(無免許で試験場まで来る部分は除いて)。なぜ試験のときにしか使わないスペシャルなテクニックを日本の運転免許試験場は要求するのだろうか。
 私は20年間以上、車を運転してきて、若い頃は何度か事故や違反があったが、多分23歳以降は無事故無違反を続けてきた。当然、ゴールド免許を持っていた。自動車免許試験は、私のようなドライバーが目標なのではないのか。高等テクニックを持ってなくても、事故を起こさずに、交通ルールを守って走るドライバーの養成が目的なのではないだろうか。ハンドルのグリップを緩め、スルスルと回して何が悪いのだ。それで一度だって事故を起こしたことはないのに。
 試験官も言っていた。「試験場でやってもらっちゃ、困りますが、一般では皆さん、やってますね」と。

 試験は平日に実施される。本日、私は家を7時に出て、戻ってきたのは4時前だ(帰りに食事と買い物をしたが)。ほぼ一日潰されるのだ。自由業の身ですら、これは痛い。この時間にどれだけの仕事ができたか。こんな無駄をもう3回も繰り返している。日本全国で自動車免許を取得するために無駄に費やされた費用と時間はどれだけであろう。アメリカと同じ方式で免許を授与したら、どれだけの経済効果が見込めるのだろう。いや、自動車学校という産業とそれに天下りする警察官僚の給料などを考えれば、今の制度の方が経済効果が大きいという意見があるかもしれないが。それは誰かが計算してくれ。しかし何度も同じコースを走らされ、一日を疲労と屈辱で失われるその精神的なロスをその計算に加えることを忘れてはいけない。
 だいたい免許は20歳前後で取得すると思うが、その大事な時期に仮に公認の教習所に行ったとしても何十時間、ときには100時間を越える学科講習や実技講習で浪費されるのだ。なんという無駄であろうか。

 今回は本当に、疲れた。もう、なんだか面倒臭くなってきた。もう止めちゃおうかな。という思いはしかし、決して浮かんでこない。免許はそれだけ必要であり、このやるせなさや理不尽さを乗り越えさせる魅力を持っている強力なアイテムなのだ。だからこそ、ひとの足元を見透かすように、こんな出鱈目な制度が継続できるのだろう。

 書いているうちに腹がたってきた。本当に。
 しかし、そう怒っていても試験に受かるわけではない。現行の制度に従わざるを得ないのだ。だから次回は、ハンドルをスルスルと緩めたりしないで、必勝で望みます。

 ちなみに、今回の仮免実技試験受験者は13名で、合格者はゼロであった。

本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR) 
      横浜→逗子 330円(JR)
      横浜→二俣川 190円(相鉄) ※帰りは回数券を使用。
 仮免試験受験料 3,100円
 試験車使用料 1,650円
 合計 5,600円

今までの合計 57,990円

自動車普通免許、一発試験合格への道(9)


 仮免技能試験に、また落ちた。4回目の落第。今回は試験官の裁量や試験内容の問題ではない。確実なる自分のミスだ。だからかもしれない。今までで一番、落ち込んだ。
 クランクで脱輪してしまったのだ。クランクのミスなんて、考えたこともない。脱輪したり、ポールにぶつけたりする話を聞くたびに、自分とは関係のないことだと思っていた。しかし、ちっとも関係のない事柄ではなかった。

 今回の受験番号は3だった。ゆえに2番の人が受験する車に同乗した。2番は大学生ぐらいの若い男性だった。彼は今まで同乗した中で一番うまかった。車線変更の際の目視、ハンドル操作。キープレフト。今まで私が指摘され、それが原因で落ちてきた課題をきちんとクリアしていく。非常に参考になった。こうすれば良いのか。試験官が求める運転はおそらくこういうものだろう。今回はついている。非常によいイメージトレーニングをすることができた。しかし、そのうまい男性に一箇所だけ問題があった。クランクで大回りしすぎたのだ。危うくポールにぶつけそうになった。切り替えしをして、難を逃れたが。
 そして自分の番がきた。彼の運転が非常によい作用を及ぼしているようだ。彼が運転したときのイメージのまま、調子よく運転をすることができた。試験官は受験者のミスを発見すると、用紙に何かを書き込む。何かを書いている様子があれば、そこは減点という意味だ。クランクまで試験官は何も書いていない。きっとノーミスだ。後はこのクランクとS字、坂道発進だけだ。合格できるかもしれない。
 そしていよいよクランクに入った。最初の曲がりは難なくこなした。そして次の曲がり角。2番の男性が切り返しをした箇所だ。私は2番の失敗を避けるべく、普段より内回りで曲がっていった。ちょっと内過ぎかとも思ったが、今まで脱輪の経験はない。きっと大丈夫だろうと高をくくり、そのまま進んだ。すると、後輪が段差を乗り上げる音がした。そして段差を下る音が続いた。もしやと、思った。ただ脱輪の経験がないので、確信はない。ただ変な音がしただけかもしれないと期待をした。しかし期待虚しく、その直後、試験官は「脱輪です」と冷静に言った。
 私は試験中にもかかわらず、頭を両手で抱え、「ウワァー」と小さく叫んだ。試験官は申し訳なさそうに、「発着場に戻ってください」と続けた。

 試験官からの後評では、問題は脱輪だけだったらしい。あの脱輪さえなければ、やはり満点ペースで来ていたのだ。なんて、ことだ。
 二俣川自動車学校からは、再試験の人は大抵4,5回で仮免実技を通ると聞いていた。なんとなく自分は、男性だし、運転も下手だとは認識していなかったので、4回までには取れるだろうと思っていた。しかしこれで5回受験は確実だ。今回の失格は、非常にショックであった。

 今回、仮免実技オートマを受験した人は10名だった。合格は2番の男性のみだった。

本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR) 
      横浜→逗子 330円(JR)
      二俣川→横浜 190円(相鉄) ※行きは回数券を使用。
 仮免試験受験料 3,100円
 試験車使用料 1,650円
 合計 5,600円

今までの合計 63,590円


自動車普通免許、一発試験合格への道(10)


 仮免実技にようやく合格した。5回目の挑戦であった。嬉しい、今は。しかし 合格発表直後の感想、それはあまり嬉しくない、であった。なぜだか考えた。きっと心に感情の制御装置が作動していたのだと思う。過去3回目、4回目の不合格は辛かった。心底、落ち込んでしまった。それで今回は無意識に落ち込まないように、感情が動かないような機能が作用していたのだろう。試験場からの帰り道、ただ脱力感だけがあった。
 試験は昨日だったのだが、本日になって改めて喜びが湧き上がってきた。年内に取ることができた。今、一番の心配事を越年させずに済んだ。やはり喜ばしい限りだ。

 今、過去5回受けた仮免実技を振り返ると、試験官との相性がとても大きい要素であると感じる。今回の試験官は好感の持てる男性であった。決して採点が甘いわけではない。ただ横に座っていて威圧感を感じないで済んだ。これが大きかったと思う。
 今回受験したのは16人。合格者は2名であった。もうひとりの合格者は大学一年の男子学生だった。4回目での合格だという。免許取り消し者ではない。まったくの初心者だ。やはり若い男性は強い。20年以上の運転歴があって、4回落ち続けた中年とはやっぱり違う。

 さて次は筆記本試験だ。これが受かるとすぐに路上試験になる。昨日、事務の説明によると、筆記本試験の前に、最低5日間の路上練習が必要であるという。自分で車を調達して、仮免のプレートをつけ、公道で練習せよとのこと。そこで昨日は、試験の後、二俣川自動車学校へそのまま行き、路上実技練習の予約をしてきた。試験と同じコースを走れるのだ。
 まだ先は長い。


 本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR) 
      横浜→逗子 330円(JR)
      二俣川→横浜 190円(相鉄) ※行きは回数券を使用。
 仮免試験受験料 3,100円
 試験車使用料 1,650円
 路上講習の予約(2時間分) 11,400円
 合計 17,000円

今までの合計 80,590円

自動車普通免許、一発試験合格への道(11)


 昨日は二俣川自動車学校で路上の実技教習を2時間受けてきた。

 神奈川の路上試験はA~Fまで、6種類ものコースがある。どのコースで試験を受けるのかは、当日まで分からない。さらに各コースは約半分ほどが課題コースとして決まっているが、残りの半分はゴールのみ決まっていて、後は自由コースとなるのだ。地図は公開されているが、試験中に地図を見ながら受けたら落ちるに決まっている。だから予めコースを覚えておく必要がある。6コースも。
 昨日は6コースのうち5コースを走った。全部で2時間。大通りばかでなく、かなり狭い路地も通る。みなさん、想像してほしい。初めての土地で2時間も、横に乗ったナビゲーターの指示で走り回って、その全コースを記憶できる人がいるだろうか。もしかしたらそういう特殊能力のある人が世の中にはいるかもしれないが、私にはできない。ただでさえ記憶力が悪い私だが、それでも全神経を集中して覚えた。でも半分も覚えていないと思う。終わってから入ったラーメン屋で必至に地図を見ながら記憶を再確認した。だいぶ、忘れている。やばい。

 2時間のコースを記憶するのも大変だが、運転も大変であった。まず最難関は制限速度である。とくに30キロの場所。30キロはかなり遅い。ちょっとメーターから目を離すと35キロを上回る。34キロまではよいそうだが、35キロになると減点だそうだ。かといって遅すぎても減点。
 それと歩行者や電信柱がくせものである。車と同じ方向に向って歩いている歩行者を追い抜く場合は1,5メートル、逆方向の場合は1メートルの距離を空けなくてはならない。電信柱や路上駐車の場合は50センチ。狭い路地なんて、電信柱がごろごろしている。メーターを見て電信柱に気を使い、首振り目視を忘れずに、左折では思いっきり内回りを厳守して、これをすべて完璧にこなさなくてはならない。そうでないと、減点だ。
 とても疲れる2時間であった。

 路上はそれでも20年間以上運転しているので、これ以上教習を受ける必要はないと感じた(お金ももったいないのが本当の理由)。後はコースを覚えるのみだ。
 それでつぎの特定教習というのに申し込んだ。24,900円もした。高い。特定教習とは一発試験をめざす人は受けなくてはならない決まりで(法律)、高速教習と危険予測と応急救護を学ぶ。※他にももうひとつ別の方法があり、それはもう少し安いそうだが、めんどくさいので、二俣川自動車学校で行っている特定教習というのを受けることにした。
 朝9時から夕方の6時まで拘束される。仕事が忙しくて、まる一日はきついのだが、法律だから仕方がない。

 今後の目標だが、今月中に特定教習を終え、本試験(筆記)は合格したい。そして2月中に路上に受かりたい。もう一発免許を取得するために10万円以上、使ってしまった。10月19日から二俣川に通い始め、3ヶ月近くが過ぎた。それなのにまだ道の半ばに過ぎないのだ。10万ぐらいで、年内で済むかと思っていたが、甘かった。あとどのぐらいかかるのだろう。
 早く取らなくてはならない。



本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR) 
      横浜→逗子 330円(JR)
      二俣川←→横浜 0円(相鉄) ※往復とも回数券を使用。
 特定教習受講料 24,900円
 合計 25,560円

今までの合計 106,150円

自動車普通免許、一発試験合格への道(12)


 特定教習というのを受けてきた。なんでも路上試験に合格する前に、受けなくてはならないと法律で規定されているそうだ。免許を取るには、色々とお金がかかるような仕組みになっている。前回も書いたが、24,900円もかかるのだ。内容は高速教習と危険予測と応急救護。

 まず「高速教習」。一時間の講義を受けた後、高速を走る。久しぶりに高速で運転をした。5,6年ぶりだろうか。でもまったく違和感はなかった。一般道路より、細かい目視確認や内回りなどを気にしなくて良い分、リラックスして受けることができた。

 続いて「危険予測」。これも一時間の講義の後、一般路上を走っての実習。本番の路上試験のDコースとEコースを使って実習を受けた。
 本番と同様に、教官が採点をしてくれたのだが、なんとマイナス130点であった。誤って駐停車禁止区域に止まってしまい、そこで100点の減点。学科では駐停車禁止の表示は覚えていたが、路上では失念していた。というよりも、あの場所は駐停車すべき場所のように考えていた。以前、免許を持って運転していた際には、よくあの斜め線が路上にペイントされた地点で停車をしていた。皆、していたと思う。かえって、車が来なくて駐車しやすいからだ。

 最後は「応急救護」。これも一時間の講義のあと、人形を使って実技を行った。初めて人工呼吸と心臓マッサージを行ったが、これはとても面白かった。そして役立つと思った。
 応急救護の技術を実際に使う場面に出会わないのが一番だが、もしそんなシーンに遭遇したとして、大変使える技術&知識であると思う。ドラマの中で主人公が行っているのは見たことがあるが、自分でやると随分と違うものだ。

 朝8時半に集合し、終わったのは6時。外はすっかり暗くなっていた。講義もかなり真剣で、実技は当然、真剣そのもの。終わった後はぐったり疲れた。

 今回、同時に2人が特定教習を受講した。一人は20代半ばの女性。福祉の仕事をしているそうだ。もう一人は30代半ばの男性でパン屋さんの店長だった。
 2人とも仕事がかなり忙しいと言っていたが、パン屋の方は半端ではない。朝は5時から働き始め、9時近くまで店にいるらしい。労働時間は一日16時間だ。毎日、睡眠時間は4時間で、その生活を10年も続けているという。
 最近、翻訳の仕事で忙しいなどと、ブログで嘯いていたのが恥ずかしい。プロとは厳しいものなのだ。若い彼らから刺激を受けた一日だった。
 パン屋さんは今は雇われ店長だそうだが、今年中に独立を目指しているという。ぜひ成功してもらいたい。好青年だった。がんばれよ。


 本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR) 
      横浜→逗子 330円(JR)
      横浜→二俣川 190円(相鉄)
      二俣川→横浜 190円(相鉄)
 合計 1,040円

今までの合計 107,190円

自動車普通免許、一発試験合格への道(13)


 筆記本試験を受けてきた。96点で合格だった。前回の仮免では50点(満点)だったので、今回も満点を目指したが、4点も間違えてしまった。どれが誤ったのか、分からない。でも、いいか。合格したのだから。これで筆記は全て終了である。10月から繰り返し読んだ市販の教本、今まで一階の居間に置いておいたが、今日本棚にしまった。
 もう、標識には本標識と補助標識があるだとか、路側帯の幅は0.75メートル必要だとか、牽引のときは前の車と後ろの車の総全長が25メートル以内であるとか、そんなこと、忘れてしまえ(せっかく覚えたのだから、覚えておいた方がいいのかな。でも自然にすぐ忘れてしまうだろう)。

 仮免筆記、仮免実技、筆記本試験と3つを終えた。残るは路上実技のみだ。試験は来週である。それに合格すると、その場で免許をもらえるはずだ。うまくいけば、二俣川に通うのは後、一日ですむ。なんとか、一日で終えたい。もう、仮免実技のような苦労はしたくない。でも、路上も難しそうだ。気を引き締めて、挑戦しよう。


 本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR) 
      横浜→逗子 330円(JR)
      横浜→二俣川 190円(相鉄)
      二俣川→横浜 190円(相鉄)
 筆記本試験受験料  2,400円
 路上教習の予約   10,900円

 合計 14,340円

今までの合計 121,530円



自動車普通免許、一発試験合格への道(14)


 そういえば今日は1月31日、自分の誕生日だ。四十、うん歳になった。ほとんど、五十だ。織田信長じゃないけど、昔だったら本当の晩年である。まあ、いいか。歳のことなど。


 さて一発免許についてだ。先週の木曜日に路上実技を受けてきた。結果は、書かなくても、分かるでしょ。そう不合格だ。仮免は難しくて、路上は簡単だと聞いていたが、全然、そんなことはなかった。今回は一緒に路上実技を4人受けたが、合格者は1名だった。やはり厳しい。
 不合格の理由だが、スピードの出しすぎと、左折の大回り。毎度のやつだ。分かっていても、止められない。
 技術的なことはいいでしょう。もう書き飽きたし、読んでいる方も、くどいと思うだろう。
 
 ただ路上は初めてなので、概要をちょっと。今回はA~Fの6コースのうち、自分はDコースでの受験だった。同乗者はEコースであった。二名一組の受験だ。DとEは続いているコースで、Dは試験場から出発して途中まで。Eはその途中の場所から試験場まで戻るのである。
 同乗者は今回で3回目の路上試験だったそうだが、必ずD、E,Fのどれかだと言う。A~Cは二俣川の駅前を通るので、ほとんどコースに選ばれることはない。そう同乗者は断言していた。ご参考までに。
 路上はコースの後、縦列駐車か方向転換があるのだが、今回は方向転換だった。しかし路上コースの途中で減点が規定をオーバーした私は、方向転換はさせてもらえなかった。後部座席で同乗者の見事な方向転換を眺めただけ。同乗者は後から聞いたが、毎日車を運転していたベテランドライバーで(おそらく年齢は私と同じぐらいの女性)、とても運転がうまかった。この女性が唯一合格した人だ。

 さて、今回はちょっとした事件がふたつあった。

 事件1:
 路上試験の前に、二俣川自動車学校(紛らわしいが、これは警察の試験場ではない。どうも間違えている人がいるようなので。ここは私営の自動車学校である。警察が認可していない、非公認の学校である。私は自分の意志で、練習のために二俣川自動車学校に来ている)で方向転換と縦列駐車、それと路上の実技教習を受けてきた。
 路上教習の帰り道、自動車学校の近くの細い道でのできごとだった。私が運転していた。一台しか入れない細い道に入ったところ、先方から対向車が来た。当然、私が先に入ったので、そのまま少し速度を上げて通過した。対向車は減速して、待っていた。
 そしたら隣に乗っている教官が「あ~あ~、そんな突っ込んじゃだめだよ。自分勝手な運転だな。相手のことを考えなくちゃ」と言ったのだ。もう試験のコースも終わっていて、自動車学校に帰る道のりで、多少私の油断もあった。でも、教習中だろうが何だろうが、先に道に入った方に優先権があるのは明白だ。私が先に道に入ったことを見ていなかったのだ、教官は。それなのに、対向車がいることにいきなり気付いて、驚いたらしく、適当なことを言ったのだ。ちょと私、頭にきた。
 「今のは、私が先に道に入ってたんですよ。あの細い道では、先に入った方が当然、優先権があるのではないですか?」
 その問いには答えずにまた、「ずんずん、入っていっちゃって。自分勝手な運転だな」と言った。益々、頭にきましたよ、私は。その後、ちょっと言い合いをした。段々、こちらもエキサイトしてきて、最後にはキツイ口調にもなった。そしたら、最後は教官が折れた。
 その後、私も教官相手にちょっと言い過ぎたかなと思い、反省。
 この一発体験が始まってから、理不尽なことの連続である。まったく無意味なテクニックをたくさん覚えさせられ、励行させられ、罵られ、プライドは傷つけられ続けた。だから、あと一回の試験で合格というところまで来て、ちょっと気が緩んだ。今まで我慢ばかりしていたので、言い返したくなったのだ。
 それでもやはり、私は教わっている身なのだ。やはり最後まで、相手を尊重しなくてはならない。
 後味の悪い教習であった。

 事件2
 午前中、二俣川自動車学校で教習を受けた後、午後の路上試験のために行った警察の試験場でのこと。路上試験では、試験の始まる前に、車中で隣に座った試験官に仮免の免許証と特定講習の証書を見せる。見せ終わると、その場で試験官は私に返した。私は運転席で荷物は後部座席にあったので、後ろに座っていた同乗者に渡した。同乗者は私のリックに書類を入れてくれた(はずだ)。
 試験後、やはり同乗者は私のリックに書類を入れておいたと言った。当然、私はそれを信じた。
 そして2時間後、結果発表のとき。何となく不安になり、リックを調べると仮免がない。特定講習の証書は確かに入っているのだが。焦りまくった。苦労して取った仮免だ。まさか書類を失くしたからといって、免許まで剥奪されるとは思わなかったが、でも嫌な気分になった。周りには沢山、人がいたのだが、リックをひっくり返して調べまくった。やはりない。同乗者も近くにいたので、そちらの鞄も探してもらった。ない。
 試験結果の発表が終わり、人はどんどん帰っていく。でも相変わらず仮免は見つからない。私は帰れない。もしかしたら車の中かもしれない。試験官に言うと、先ほどとは別の試験官が私が乗った車まで確認に行ってくれた。結果はなかった。
 同乗者もしばらく一緒に探してくれたが、自分は合格しているし、早く帰りたいみたいだし。結果、同乗者は「ごめんなさい」と言って帰っていった。
 どんどん辺りは暗くなる。人もほとんどいない。リックをひっくり返して、必死に探す私。とても惨めな気分だった。すると私の試験を受け持った試験官がやってきて、「特別だが」と言って、仮免の再交付をしてくれた(もちろん有料、1200円)。本当は受付の時間が終わっているのだが、特別計らいでやってくれた。
 試験中は固い表情を崩さない教官だった。以前、仮免でも採点されたことがある。冷たいタイプだと思っていた。それが、心底心配そうな顔をして、助けてくれた。他の試験官も同情の眼差しで接してくれた。最後は事務のおばちゃんが、書類の書き方の個人指導までしてくれた。
 結局、仮免は出てこなかった(ほんと、不思議)。再交付で新しいのを作った。余計に金もかかった。でも、鬼のように思っていた試験官の別の顔を見られたことは収穫だった。

 暗くなった道をひとり帰りながら、路上実技には落ちたが、「まぁ、それほど悪くない一日だったな」と思った。

本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR) 
      横浜→逗子 330円(JR)
      横浜→二俣川 190円(相鉄)
      二俣川→横浜 190円(相鉄)
 試験車使用料    1,000円
 仮免再交付費    1,200円

 合計 3,240円

今までの合計 124,770円

自動車普通免許、一発試験合格への道(15)


 二回目の路上実技を受けてきた。またしても不合格だった。
 今回はかなりうまくできたと思った。路上ではほぼノーミスで来たと思う。横の試験官が採点表に書き込む気配は一度しか感じなかった。多分、減点はそのひとつだけだ。90点ペースだ。
 路上から戻り試験場の敷地内に。そのまま縦列駐車の場所まで行くように指示された。やったー。少なくとも路上はうまくいったようである。
 今回は縦列駐車である。免許を持っていた頃から一番苦手なスキルである。ついていない。
 二俣川自動車学校(非公認の私立の自動車学校)で、縦列駐車は何度も習った。細かいテクニックも教わってきた。左後ろの三角窓の枠と端のポールが重なったら、左に思い切りハンドルをきるだの、どうのこうの。教わったテクニックを思い出しながら、忠実に再現しようとした。ところが。
 焦った。試験の車の左後ろには三角窓がないのだ。後部座席の側面のガラスは一枚きり。三角で仕切られていない。これじゃ、枠とポールを重ねられない。しかしそこは何とか、イメージでクリア。ところが同じような想定外の出来事が続出。すっかり舞い上がってしまった。案の定、一発では駐車位置に決めることはできなかった。試験官に切り返しをしても良いかと尋ねると、3度まではOKとのこと。それで、2度ばかり切り替えしをした。結果は、きっちり停めることができた。もしかして、、、。これって、合格かもという思いが頭によぎった。

 試験が終了し、試験官から講評があった。
 「縦列駐車で、後方確認がまったくできていないよ」
 「は? したと思いますが」
 「いや、全然だめ。まったくできてないよ」
 なんと面妖な。ちゃんと二俣川自動車学校で教わったとおり、後方確認を行ったはずだ。なのに、全然できていないとは。
 よく聞いて理由が分かった。最初のバッグの際は、ちゃんと確認をしていた。しかし切り返しをしてバックしたときには確認をしていなかったそうだ。そんな? なぜ? 切り返しするごとに、後方確認をする必要があるの? いやきっとあるだろう。私が言う後方確認とは、ワザとらしい目視の確認のことだ。そんなの、最初だけでいいんじゃない。それに切り返しをした後も、ちゃんと後方確認をしている。ワザとらしくない奴をだ。当然だろう。後方確認をしていなくて、なんで縦列駐車ができるのだ。後ろを見ながら、バックしたじゃない。バックミラーも両方、ちゃんと見てたよ。
 しかし、そこは運転免許の試験場という異常な世界である。世間の常識は通用しないのだ。彼らだけが知っていて、外の人間には珍妙に思えるルールがあって、受験者はそのルールを正確に遵守しなくてはならない。今回、私は縦列駐車で切り返ししたときにもワザとらしい目視をする、という異常世界のルールを知らなかった。だから落ちた。

 でも結果がでるまで、実はちょっとは期待していた。というのも、前回同乗した女性も、試験官からバックのとき(そのときは方向転換)、後方確認ができていないと言われていたにも拘わらず合格したからだ。しかし結果は無情なものだった。きっと試験官の違いだろう。前回の人なら、きっと受かっていたと思う。異常世界のルールは実はちっとも厳格ではないのだ。試験官ごとに異なる、かなり恣意的なものなのだ。だから運も相当大きい。

 あーあ、また落ちてしまった。次回はどうしても受からなくてはならない。本当に、受からなくては困るのだ。
 実は明かしていなかったが、免許証を取りたいと思ったのには理由がある。結婚すると以前、ブログで書いたが。来週の週末に彼女(妻?)が引っ越してくるのだ。彼女(まだ入籍前だから、やはり彼女ですね)は小学校の先生で勤務校はとても遠い。朝は早くて、まだバスが走っていない。普段は自転車で逗子駅まで通う予定だが、雨の日には車で送ろうかと思っているのだ。
 実は先月、車も買った。彼女は来週来る。でも免許がない。雨が降ったら、どうしよう。30分も雨の中を歩かせるのはかわいそうだ(私はだいたい雨でも雪でも歩いてましたから、やればできると思うけど)。
 来週、木曜日が次の試験である。合格するとその場で免許がもらえる。彼女は金曜日に越してくる。受かればギリギリセーフだ。受からなかったら、どうしよう。雨が降らなければ、いいけど。
 だから絶対、次は合格しなくてはならないのだ。


本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR) 
      横浜→逗子 330円(JR)
      横浜→二俣川 190円(相鉄)
      二俣川→横浜 190円(相鉄)
 試験車使用料    1,000円
 路上試験受験料  2,400円

 合計 4,440円

今までの合計 129,210円


自動車普通免許、一発試験合格への道(16)


 つい~に、合格。。路上試験に受かった。そして免許が交付された。

 昨年の10月19日から始めた「自動車普通免許、一発試験合格への道」、今回で16回目である。二俣川に行くたびに書いていたので、全部で16回、二俣川に通ったことになる。16回目でようやく免許を手にすることができた。
 過去、15回分を読み返してみると、今年の1月、あるいは2月までには免許を取得したいとある。昨年中に取る積もりでいたと勘違いしていたが、案外自分は冷静であった。読み通りの結果となった
 前回の「自動車普通免許、一発試験合格への道」で書いたとおり、免許取得には目的があった。雨の日に、彼女を駅まで送っていくことだ。免許を取得したのは2月10日。彼女が家に越して来たのは2月11日。ギリギリセーフであった。当然、狙っていたわけではないが、劇的なほどギリギリ滑り込みセーフであった。ホッとした。
 
 今回の路上試験はソツなくこなせたと思う。制限速度30キロは厳守し、ほぼ常に25キロから30キロを維持できた。左折では小回りを決め、路上駐車の脇を通る際には、3秒前にウインカーを出し、わずかばかりの車線変更をした。ハンドルは2時50分の位置で握り、坂道ではセカンドにギアチェンジをし、坂道発進ではサイドブレーキをちゃんと使った。多分、ノーミスであったと思う。隣の試験官がペンを走らせる様子は一度もなかった。
 そして今回は方向転換であった。苦手な縦列駐車ではない。ついていた。ところが好事魔多し。路上をばっちり決めて帰ってきたまでは良かった。試験場に戻り、同乗者(自分は後部座席にいた)から自分にドライバーが替わり、方向転換の場所まで走る際のことだ。なんとシートベルトの装着を忘れていたのだ。やっぱり上がっていたのだろう。途中で気付き、停止して装着した。当然、試験官は気が付いた。これで、もはや終わりかと思った。しかし試験官は何も言わない。そのまま方向転換の場所まで走り、方向転換をした。問題なく決めることができた。試験は終わった。
 試験官からの講評は「シートベルトは締めなくちゃね」だけだった。微妙だ。
 試験後、同乗者と話をした。同乗者は「合格ですよ」と言ってくれた。シートベルトを締めずに走った場所は“慣らし運転”の区間で採点されないと言うのだ。自分もそうではないかと思ったが。でも、あの講評だ。もしかして危険運転とみなされたかもしれない。危険運転は慣らし区間でもNGとなる。
 発表まで不安は続いた。しかし幸運にも同乗者と、二俣川自動車学校で特定講習を一緒に受けたパン屋さんがいて、3人で待ち時間を過ごすことができた。あまり結果を意識せずに過ごすことができた。
 いよいよ、発表である。私の受験番号は1番だ。試験官によっては発表の仕方が異なる。しかし通常は不合格者に次の試験日を告知し、合格者への通知は後になる。今回、私は呼ばれずに2番の受験者に不合格が言い渡された。その時点で、もしや、と思った。しかしまだ油断は禁物だ。不合格者全員への告知が終わった。改めて合格者の名前が呼ばれた。「山本さん」、しっかりと私の名前が試験官の口から出た。これで間違いない、合格である。今回はさすがに嬉しかった。仮免は5回目の試験で合格であったが、あまり嬉しさを感じられなかった。路上は3回目での合格であったが、歓喜の念がすぐに沸きあがってきた。一緒にいた同乗者とパン屋さんにガッツポーズを示した。二人から握手を求められた。でもあまり嬉しさを出さない方がよいと気が付いた。2人は不合格であった。

 10月半ばから始まった自動車普通免許の取得がようやく終わった。約4ヶ月間の試練だった。試験は1週間に一度しかない。受けない週もあった。でも常に頭の中には試験があった。そんな呪縛からついに開放された。

 16回の長き期間にわたり、ブログを閲覧し、コメント、メール等で励ましてくれた方々、心から感謝します。みなさんのメッセージや言葉にはとても助けられました。

 さあ、これからは初心者マークですが、列記としたライセンスドライバーです。明日、陸運局まで車の名義変更に行ってくる予定です。中古で購入した車は春日部ナンバーですが、横浜ナンバーに変えます。
 週末には妻(まだ彼女)とドライブに行こうと話しています。逗子に越して5年ですが、車がなかったのであまり遠くには行っていません。三浦半島でも走りたいと思っています。今から、待ち遠しいです。



 本日の費用
 電車代 逗子→横浜 330円(JR) 
      横浜→逗子 330円(JR)
      横浜→二俣川 190円(相鉄)
      二俣川→横浜 190円(相鉄)
 試験車使用料    1,000円
 路上試験受験料  2,400円
 免許交付料     2,200円

 合計 6,640円

今までの合計 135,850円


「一発試験合格への道」番外編 交通違反を繰り返すパトカー


 自動車免許を取得したのは今年の3月だ。去年の丁度今頃は、試験場に通っていた。試験場は通うところではなくて、試験を受けて免許証の交付を受けに行く場所だが、試験に何度も落ちれば、通わなくてはならない。
 筆記は仮免、本免とも一発で受かった。しかし実技は仮免が5回目で、路上試験は3回目でようやく合格した。このあたりは当ブログの「一発試験合格への道」で詳しく書いた。
 僕は以前、免許を持っていて、更新を忘れていて免許取り消しとなった。免許を取ったのは18歳のときで、20年以上の運転キャリアを持っている。20代前半で駐車違反一回と、信号無視一回で切符を切られた。
 信号無視は右折信号が黄色のところに飛び込み、赤になった瞬間に右折し、待ち伏せしていた警官に捕まったのだ。ああ、それと事故はある。大学生のときカナダを車で旅行していて、スピードを出しすぎてカーブを曲がりきれずに横転したことがある。あれは死ぬかと思うほどの大事故だった。考えれば、20代前半は結構危なっかしい運転をしていた。しかし、それ以降は優良ドライバーを続けている。無事故無違反のゴールド免許であった。それがうっかり、更新を忘れ、教習所通いの身となった。

 昨日、逗子市内を車で走っているとパトカーが後ろを付いてきた。僕の車を付けていたわけではなく、たまたま後ろを走っていた。何となく気になり、ミラーでパトカーを確認しながら走行した。
 すると驚くことにそのパトカーは交通違反を繰り返しながら、走っていた。そして僕も交通違反を繰り返しながら走行した。しかし当然のごとく、パトカーは僕を検挙することはなかった。
 僕とパトカーが繰り返した交通違反は主に次のふたつである。ひとつは横断歩道での一時停止無視。みなさん、以前に免許を取得されている方は忘れられているかも知れないが、横断歩道の周囲に人が見えて、その人が横断の意志がありそうな場合は、自動車は一時停止しなくてならない。しかしこれって、普通は守られていない。よっぽど低速で走っていて、子供やお年寄りが横断歩道を渡ろうとしていることに気づいた場合でもなければ止まらない。昨日、走っていた道は制限速度が40キロで、僕は45キロぐらいで走っていた。45キロで走っていて、横断歩道の近くに人を発見して、その人が横断の意志があるのかないのかを判断することは難しい。かりに横断の意志ありと判断して、停止することはまた危険である。後続車に追突される恐れがある。だから普通は、止まらない。しかしこれは実は交通違反なのだ。
 もうひとつの違反について。歩行者が路側帯を歩いていて、そこを追い抜く場合は歩行者と安全な間隔を空けるか、徐行しなくてはならない。ここまでは、僕もパトカーも守っていた。しかし次が問題だ。安全な距離を保つために右に大きく膨らむ場合は、ウインカーを出さなくてはならないのだ。そしてその後、元の位置まで戻るときも左ウインカーを出さなくてはならない。これを僕もパトカーも一度もやっていなかった。しかし普通、そんなところでウインカーを出したら、後続車は右折するのかと勘違いしてしまい、かえって危険である。だから、やらない。しかし交通規則では、そうなっている。と思う。交通規則をききんと読んだことはないが、多分そうだ。少なくても試験場の試験官は、そういう指示をする。そして歩行者を抜き去るときにウインカーを出さなければ、何点だかを減点する。
 パトカーは歩行者が近くにいるにもかかわらず、横断歩道では停止することもなく、歩行者を抜き去るときにはウインカーを出さずに中央線をはみ出していた。あのパトカーのドライバーが、受験者ならば、100%、運手試験に不合格になる。

 運転試験場の試験官は警察官だ。昨日のパトカーのドライバーも警察官だ。異動で試験場の試験官になる場合もあるだろう。すると今まで平然と犯していた違反を、受験者に糾し、そして落第させなくてはならない。なんという自己矛盾を内包した職場だ。
 まともな男なら、そんな職場は放棄するだろう。良心を持つまっとうな人間なら、すみやかに職を辞すだろう。
 警察官個人に恨みがあるわけではない。また警察官個人の良心でどうにかできる問題でもない。だから、仮に試験場に異動になっても、辞めなくてもいいよ。しかし、恥じては欲しい。そして、ことあるときに改革に助力してほしい。
 我々は一般の国民は、こうした矛盾を抱える交通ルール、そして何より、異常な厳格さを求める試験方法を改善しなくてはならない。

 あんないんちきなルールは、誰も守っていない。守ったら、かえって危険なことが多い。あのルールはただ、試験を難しくするために存在する。
 なぜ試験を難しくするのかといえば、それは民間の教習所の利権を守るため。そして交通安全協会へ警察官僚を天下りさせるためだ。
 アメリカで僕は2回ほど運転免許を取得した。向こうには教習所がなかった。あったとしても、少ないだろうし、安価だと思う。日本みたいに半強制的に民間の教習所に入所させるなんてことをしたら、暴動が起こるよ。
 
 教習所に通うと、30万以上はかかる。この30万円をけちると、僕のように一発試験を受けなくてはならない。そしてこの一発試験は難しい。20年以上も無事故無違反で過ごした優良ドライバーでさえ、何度も落ちる異常さだ。
 だからみな、教習所に通う。30万円は小さな額ではないが、あの異常な厳密さを恐れ、試験官から受ける屈辱感を受けたくないがために、30万円を支払う。警察官僚は人の弱みに付け込んでいる。この30万円が教習所を潤し、ひいては警察官僚の懐に入る。

 日本の警察官は優秀である。個人としては正義感に溢れ、公共心に篤い人がほとんどであることを知っている。感謝もしている。しかし自動車免許の取得にまつわるシステムに善意は認められない。既得権にしがみ付く、腹黒さだけしか見えてこない。

プロフィール

山本 拓也

Author:山本 拓也
職業:翻訳者
過去の職歴:HSBCを経て産経新聞社
家族:妻、フクちゃん(猫オス 3歳)、大吉くん(猫オス 2歳)
住まい:逗子

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