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涼しい最近と、8月の成果


 ここ2,3日は涼しい。ジーパンをはいて、長袖のシャツを着こむ。この間までは短パン、Tシャツだったのに。暑いと、だるい。しかし涼しくなると、今度はあの暑い日々が懐かしい。今の気温がきっと人間の生産活動には最適なのだろう。しかしだらだらと過ごすことが日常化している僕の場合は、短パン、Tシャツの日々が懐かしいのだ。
 しかし涼しくなって、喜ばしいことも多い。そのひとつが、猫との距離の短縮である。夏の間は、ほとんどくっついてこなかったのだが、涼しくなったとたんに、僕にべったりである。
 もしかして、もう猫も中年になってしまったのが原因かと思ったりしたのだが、どうやら気温が要因だったようだ。ソファで読書をしていると、膝の横にくっついてくる。しっぽだとか、おしりだとか、とにかく一か所を接してくるのだ。接する場所から、猫の体温が感じられると、気分が和む。猫もきっと、同じ感覚なのだろう。

 8月の目標だった公募展の応募を先週に済ませた。まだ1週間ほど余裕があったのだが、早めに出した。ネットなどの情報によると、期日ぎりぎりより有利だというので、そうしたのだ。本当にそうかどうかは疑わしい。今回は、早めに書けたので、その意見に従ってみることにした。
 今回のものは規定が200枚以内で、ぴったり200枚書いた。今回も300枚程度のものをリライトして短縮した。
 今回、はじめてかみさんに一部読んでもらった。かみさんの感想は、悪いものではなかった。読んでいる横で待機していたのだが、「うん、おもしろいよ」という言葉をもらって、胸を撫で下ろした。今までかみさんに見せなかったのは、感想を聞くのが怖かったからだ。かみさんは嘘をつけないタイプである。
 さて、次の目標は10月末の公募展である。今回はちょっと短い。120枚程度だ。それでもって、今年はフィニッシュである。10月に応募できれば、今年は6つの公募展に出したことになる。
 まだ出した公募展の結果は、どれも出ていない。すべてがうまくいくはずはない。それどころか、ひとつでもかすっていれば、自分としては満足だ。6つだすのだから、ひとつぐらいはうまくいくかもと夢想したりするが、確率だけを考えると、甘くはない。1%にも満たないのだから。
 実力がものをいう世界で本来は、確率は関係ない。しかし実力がないのだから、確率が気になる。とてもひっかかる気がしないのだ。
 

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エネルギーのお勉強


 当ブログで何度も紹介した甥っ子は、現在ETH(チューリッヒ工科大学)に留学しているが、一年間の交換留学期間を終え、9月に帰国する。
 留学前に甥っ子にアドバイスしたことがある。それはこの留学期間を使って、将来の研究テーマを見つけて来いというものだ。甥っ子は東北大学の理学部に所属し、学科は地学だ。
 地学は範囲の驚くほど広い学問だ。物理的な範囲で言えば、宇宙から地球内部、さらには深海までもが含まれる。扱う対象で見れば、太陽などの巨大な星から深海の微生物、あるいは恐竜の化石、そして気象までもが含まれる。この広大なフィールドで、何をこれから集中して勉強していくかを決めることは簡単ではない。そこでこの一年間を利用して、じっくりと見聞を広め、多くの研究者や学生と触れあい、テーマの探究を試みてはどうかと、アドバイスしたのだ。
 甥っ子はまだ21歳の若者である。これからさらに知識、経験を積み、その結果、考えを変えることもあるだろう。しかし現時点では、ある程度、テーマが絞られてきたようだ。そのテーマがエネルギーだそうだ。
 その話を聞いたのが、一か月前のことだ。それから何冊か僕もエネルギー関連の本を読んでみた。今度、甥っ子と会った時に、ある程度話ができた方が良いだろうし、楽しいだろうと考えたのだ。
 何冊か読んで、実に面白い分野であり、また知っているようで、知らない分野であることがわかってきた。

 エネルギーは最近、急激に常識が変わりつつある分野である。まずみなさんがご存じのとおり、シェールガス、シェールオイルがある。とくにシェールガスが注目を浴びることが多いが、シェールオイルの方に実は産業界が熱い視線を送っていることは、あまり知られていない。それは石油の方が、用途が広く、需要があるからだ。
 またシェール関係にばかり日本のマスコミは関心を向けるが、実は同じく膨大な賦存量が見込まれるエネルギーはいくつもある。すでに採掘が始まっているのが、オイルサンドであり、これによりカナダはいきなり世界有数の産油国として登場した。また現在、採掘技術の革新が期待されているのはコールベッドメタン(CBM)で、これは石炭層に含まれるメタンガスのことだ。この賦存量は桁違いに多いらしい。
 桁違いといえば、最大の賦存量が期待されているのは、メタンハイドレートである。これは日本がもっとも期待すべき新エネルギーである。この採掘に成功すれば、日本は世界一のエネルギー産出国になる。
 しかしメタンハイドレートはあまり期待しない方がよいという記事も多く目にする。だがこれは、どうも悲観的過ぎる見方のようだ。この情報には、どうも作為が隠されている。
 日本がエネルギー産出国になって困るのは、既存の産出国であり、エネルギーで利益を上げている企業だ。こうした利害関係者から資金の提供を受けている学者が発する情報には注意が必要である。

 エネルギー関連の本を読んでいると、実に将来は明るい。この10年ぐらいで、一挙に技術革新が進み、将来が明るくなったのだ。しかし憂慮すべき点も見えてきた。それは日本政府の対応である。
 政府、とくに官僚は硬直的で、新たな利害を生む事象を作りたがらない。なんで日本の官僚はこうも後ろ向きになってしまったのだろうと、暗い気持ちにさせられる。
 エネルギー関連の本を読んで、明暗両方を突き付けられ、考えさせられた。
 日本は今以上に科学に力を入れなくては、生き残れない。官僚の石頭をもみほぐさなければ、前には進めない。
 

伊勢詣で


 伊勢神宮に詣でてきた。伊勢は初めてのお参りである。
 定石通りというか、ネット情報によると、正しい参拝の順序ということで、外宮から詣でた。伊勢は内宮と外宮がある。内宮は天照大神を、外宮は豊受大神を祀っている。豊受大神は食物・穀物を司る女神で、天照の衣食を賄う神様のようだ。「衣食足りて礼節を知る」という。日々の衣食の維持に必死な我が家には、もってこいの神様である。
 その外宮は一歩足を踏み入れて、異界の空気が漂っていた。嫌な気配が皆無なのだ。空気が美味しいどころか、香気に満ちている。
 後から考えて、納得がいったが、最初の印象は驚きだった。こんなに嫌な気がしない場というものがあることに対する驚きだ。
 で、納得がいった理由とは、式年遷宮である。去年から始まった式年遷宮のため、お社が真新しい。伊勢はご存じのとおり、無垢の木を使っているので、素材の檜から爽やかな香りが辺り一杯に放たれているのだ。そして森である。太古から守られてきた鎮守の森には、大木が生い茂っている。そこかしこに、普通の神社ならご神木としてしめ縄が巻かれるだろうサイズの木が、立ちそびえている。似た風景に出会ったことがあると思い至ったが、それは屋久島だ。伊勢の外宮は屋久島のように、清涼な空気が満ち満ちていた。
 続いて向かったのは本家本元の内宮だ。こちらは参拝客でにぎわい、また違う雰囲気を醸し出していた。ここは外人の参拝客も少なくなかったが、この雰囲気に何を思っただろうか。
 神社はどこもそうだが、何もない。神社にあるのは鳥居と本殿のみだ。そして御神体である鏡や玉は、奥深くにしまわれていて、あまり見ることができない。
 神社とは、空間である。何もないのが神社なのだ。
 対してお寺は混沌だ。山門、庫裏、拝殿、本殿、宝物殿などの建物が並び、仏像の種類は無数だ。釈迦はもちろん、さまざまな仏さんや菩薩はおられるし、インドや中国、日本の神話由来の神様や魔物が大仰なポーズで、我々を迎える。きっと外国人の観光客には、こちらの方が、受けがよいだろう。
 それに対し神社は、繰り返すが、空間である。
 伊勢の内宮は、五十鈴川があるし、参道は湾曲している。森は深いし、池もある。お社も複数あるので、僕の意見に同意できない人もいるかもしれない。それでも僕の感想は空間だった。
 神道には経典がない。教義もない。神主は修行もしない。日々のお勤めは、空間を清涼に保つことだ。掃き清めること、つまり掃除こそが、神道の要なのだ。内宮は、その手本のような場所だった。

 しかし内宮は一歩、外に出るとアジア的な騒々しさに満ちていた。江戸以前からの伊勢詣でを迎える商店は、今も賑やかである。
 内宮のすぐ外にあるおかげ横丁の「ふくすけ」という店で、伊勢うどんを食べた。あんまり美味しくないという評判を聞いたことがあったが、それがどうして、うまかった。さぬきの対極に位置するふわっとした柔らかさは、他では食べたことがない歯触りであり、個性であった。

 その夜は鳥羽で一泊し、翌日は鳥羽水族館やミキモトの真珠島を見た。鳥羽水族館は、あんまり楽しくて、時間をつい忘れて見入ってしまった。真珠島では、以前から知りたかった真珠の作り方や種類を詳しく知ることができた。
 一泊二日の旅だったが、夏休みを堪能することができた。
 

久しぶりの更新


 一か月近くも更新を怠ってしまった。ブログを始めてから、はじめてのことだ。
 リハビリを兼ねて、取り留めもないことを書く。
 8月の頭に水上と谷川岳に行ってきた。文京の合気道のメンバーと一緒に行ったのだ。久しぶりに僕は参加したのだが、違和感なく楽しめることができた。合気道のメンバーは、大人である。
 こんなことがあった。水上駅の近くの蕎麦屋に入った。入ったときに、店のおばあちゃんと客が何かもめているのは知っていた。その客が出た後は、比較的広い店で客は僕らだけだった。
 接客はおばあちゃん一人がやっていた。僕らのテーブルは醤油のこぼした汁などで、汚れたままだった。そこで我がグループの師範が、店の布巾をどこからか探して、テーブルをふき始めた。他のメンバーは水をどこからか人数分、用意した。
 ビールが運ばれ、蕎麦ができても、メンバーの動きはとまらない。よたよた給仕をするおばあちゃんを労わるように、リレー方式でコップや皿を運ぶ。食べ終わった後は、お盆をどこからか探しだし、自分たちで片づけた。
 この動きにおばあちゃんは、いたく感謝をした。半分空いた焼酎の瓶をサービスで持って来てくれた。手作りの梅干しも出してくれた。
 聞くと、前の客に誤った料理を出してしまい、散々に怒られたという。次に団体客が来て、オロオロしていたところ、文句も言わずに自分たちでおばあちゃんのフォローをしたもので、感動したという。
 我が合気道の親父チームは推定平均年齢60歳超である。このメンバーと飲みに行くと、店からサービスを受けることが多い。どこに行っても、腰は低く、優しく明るいので、歓迎されるのだ。
 2年近くも稽古に行っていない。帰ってからかみさんにこの話をした。夢中で話したようだ。「また始めたら」と言われた。同感であった。

 谷川岳からの眺望は素晴らしかった。僕は何度も対面に聳える武尊には行っている。頂上は登ったことはない。キノコ狩りで麓を徘徊するだけだ。武尊山麓からいつも眺めていた谷川岳は、想像以上に美しい稜線が拡がっていた。

 水上ではラフティングをした。初体験だった。これもまた、楽しい。平均年齢60歳超のメンバーが、子どものようにはしゃぎまわった。

 今、かみさんは夏休み中だ。そこで毎朝、二人で早朝散歩を楽しんでいる。4時半に目覚ましをかけ、5時から出発をする。朝の空気はまだひんやりとして、膚に気持ちがいい。
 近くの丘からは富士山と大島が眺められる。僕は毎日、見ていたのだが、かみさんは久しぶりだ。夏休み感を味わっているようだ。

 かみさんがおさんどんを受け持ってくれるので、毎日楽ちんである。普段は、常に食事のことが心の片隅にひっかかっている。三食、何がしかの工夫をするということは、気づかないがプレッシャーになっていたようだ。それがない生活が、こんなに快適であるとは。
 かみさんには申し訳ないが、しばらく甘えさせてもらう。
 その分、毎日、机に向かっている。今月も某賞に応募しようと考えている。
 

プロフィール

山本 拓也

Author:山本 拓也
職業:翻訳者
過去の職歴:HSBCを経て産経新聞社
家族:妻、フクちゃん(猫オス 3歳)、大吉くん(猫オス 2歳)
住まい:逗子

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