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野イチゴはこれで最後


 野イチゴを積んだ。先々週の話だ。もっと早くブログに書こうと思ったけど、写真をアップするのが面倒で怠けていた。もう梅雨に入って、いまさら野イチゴの話でもないと思うが、今回はその話。

 以前も一度、ブログで野イチゴについて書いたことがある。近所の森にはちょっとした池があり、そこの周りに野イチゴがなる。そこで採ってきた野イチゴの写真を紹介した。
 今回も同じ場所で採った。その2,3日前に池の周りを散歩していて、野イチゴの存在に気付き、あらためてその日にビニール袋持参で採ってきたわけだ。
 しかしもう野イチゴ狩りは止めようかと思っている。そのわけは。

 ひとつは、そのときに近くに子供の遊ぶ声がした。僕は野イチゴを取りながら、子供にその様子を見られたくないと思ったのだ。それで慌てて、野イチゴを積んだ。なんだか後ろめたい気持ちだった。
 別に採って悪い場所ではないと思う。おそらく市の所有地で、根こそぎ取ってしまうわけではない。実だけを摘まむのだから、植物に悪い影響はないはずだ。でも、なんだか疚しい気持ちにさせられた。いい年こいたおじさんが、こそこそ子供の眼を避けながら、野イチゴを摘まむ。なんだか情けない構図である。
 ふたつめ。そこは人通りが少ない場所だが、それでも散策に訪れる人がいる。そういう人もきっと野イチゴを見て楽しんでいたはずだ。
 「ああ、野イチゴだよ。赤くてきれいだねえ、かあさん」、「ほんとね、おとうさん。ここには毎年野イチゴが実るのね」。なんて会話を楽しみながら、夫婦で歩く人もいるだろう。しかし僕が採ってしまえば、そんな目の楽しみを奪うことになる。
 そして、みっつめ。正直、美味しくなかったのだ。2,3年前に採ったときも同じ感想を持った。その時は一晩水に浸けておいて、翌朝食べた。甘みも酸っぱさも抜けてしまって、ちっともうまくなかった。そこで今回は水に浸けるのは30分程度。きれいに洗い、冷蔵庫で保管し、翌朝に食べた。しかし味は同じだった。水に浸けすぎたから、味が抜けたのではなかったのだ。元から味がないのだ。ふかふかで歯触りも良くない。
 西洋の人は昔から野イチゴやベリー類をよく食べる。なぜ昔の日本人は食べる習慣がないのか不思議だった。その答えが分かった。日本の野イチゴはうまくないのだ。うまくなければ、そりゃ食べないはずだ。
 ということで、これからは野イチゴは、摘まずに目で楽しむことにする。

野イチゴ
見た目は美味しそうな野イチゴ


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まとめtyaiました【野イチゴはこれで最後】

 野イチゴを積んだ。先々週の話だ。もっと早くブログに書こうと思ったけど、写真をアップするのが面倒で怠けていた。もう梅雨に入って、いまさら野イチゴの話でもないと思うが、今回はその話。 以前も一度、ブログで野イチゴについて書いたことがある。近所の森にはちょ...

コメント

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いちごジャム

まあ、野イチゴつみ程度なら、環境破壊にはならないと思いますが、仮に老夫婦の楽しみを奪うことに心いためるのであれば、見えないところの野イチゴをとりましょう、なんてね。
野イチゴに詳しくないのですが、ジャムにしてはどうですか?食感や甘みを整えつつ、自然の恵みをいただけると思います。我が家でも野イチゴではないですが、ちょっと傷んだイチゴをジャムにしていただいています。
プロフィール

山本 拓也

Author:山本 拓也
職業:翻訳者
過去の職歴:HSBCを経て産経新聞社
家族:妻、フクちゃん(猫オス 3歳)、大吉くん(猫オス 2歳)
住まい:逗子

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