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思ったより、早く終了


 今は午後2時10分前である。朝7時から初めて、今日のノルマは終わってしまった。快調だ。

 まず朝いちで、ルーチンの仕事に取り掛かる。約1時間で終了。その後は昨日紹介した大きい仕事を始める。本日のノルマは約1300ワードだ。
 この仕事はクライアント直で、チェッカーが介在しない。よって誤訳、訳抜けは許されない。またクライアントはこの書類を外に公開する予定であり、日本語の質が求められる。内容は専門的であり、背景を調べながら訳を進めていかなければならない。
 最新の情報をネットで確認し、何度か読み返し、読みやすい日本語に整える。時間のかかる翻訳だ。
 ただでさえ私は訳の速度が遅い。慣れた人なら、1日2000ワード以上は普通だろう。機械翻訳を取り入れている人や、繰り返しの多いマニュアルを中心に翻訳している人ならば、3000ワード、中にはそれ以上も訳す人がいるらしい。しかし私は、マックスで2000である。
 ところが今回は1200ワードを基準に進めている。並行してルーチンの仕事がある。それに前述のごとく、慎重さが求められるからだ。

 1時間に200ワードずつ進めて、1300ワードに達するのは6時間半。途中、休憩も入れれば8時間は覚悟していた。それが6時間で終了した。途中、昼食を取った時間も含めてだ。
 少しこの書類に慣れてきたようだ。

 この書類は米国の政府機関が作成した報告書で、文体は複雑だ。しかし役人が書いた文章だから、文法ミスがない。
 実はこの文法ミスが翻訳者泣かせなのだ。日本語ならば、読んでいて「下手くそな日本語だな」と、書き手の瑕疵を判断することができる。しかし英語の場合、どうしても理解できない文章に当たると、それが書き手のミスによるものか、こちらの英語力不足が問題なのかの判断が難しい。
 実務翻訳の場合、書き手が文章の専門家でないため、たまに文法ミスやおかしな言い回しが含まれている。それが手ごわい鬼門である。
 ところが今回は書き手が役人であり、パブリックに出された報告書だから、間違いはあり得ない。分からない箇所があれば、それはすなわち私の英語力の問題である。これが分かっているだけで、訳が思い切り楽になる。

 専門的な用語が並び、背景の情報を抑えておかなければ訳せない書類だが、内容はネット広告の規制について。私の専門分野である。最初はそれでも調べ物が多かったが、段々とそれも減ってきた。言い回しや表現のパターンも理解してきた。
 週5日、必ず1200ワード以上訳していくと、2か月で訳し終えることができる。このままスムーズに進めていきたい。7月中に終わらせることができたら、嬉しいのだが。
 そして希望を述べれば、8月は新規の仕事が入らないで欲しい。さらに9月からドサッとくれば、言うことはない。8月は遊んで暮らそう。
 かなり贅沢な望みだということは、自分でも理解している。

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まとめtyaiました【思ったより、早く終了】

 今は午後2時10分前である。朝7時から初めて、今日のノルマは終わってしまった。快調だ。 まず朝いちで、ルーチンの仕事に取り掛かる。約1時間で終了。その後は昨日紹介した大きい仕事を始める。本日のノルマは約1300ワードだ。 この仕事はクライアント直で、チェッカ?...

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プロフィール

山本 拓也

Author:山本 拓也
職業:翻訳者
過去の職歴:HSBCを経て産経新聞社
家族:妻、フクちゃん(猫オス 3歳)、大吉くん(猫オス 2歳)
住まい:逗子

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