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和さび、初体験


 今月は今日を入れてあと5日。今月中に書き上げなくてはならない文章があり、その作業に追われている。目標は300ページなのだがまだ200ページにとどいていない。ページ数が重要なのではなく、内容こそが求められるのだが、300ページで構成してあるので、やはり300ページ近くは書かなくてはならない。
 ブログもそういった理由で控えてきた。書きたい出来事はいくつかあったが、執筆に専念していた。なんてことを書くと、とても偉そうである。しかし内実はちっとも偉くない日々を送っている。
 書かなくちゃ、という気持ちは強い。毎朝、今日は書くぞという思いで机に向かう。しかし資料を探すという上辺の目的で、ネットサーフィンで時間を費やしたり、今日はちょっと息抜きだと無理やり考え、昼間からビールを飲んだり(これは一日だけですけど)、そんなことでふらふらしている。
 もう何度も挫折しそうになった。止めてしまおうと思ったことは、一度や二度ではない(小保方さんのセリフみたいですが)。
 今までも挫折ばかりの人生である。毎日が後悔の日々である。しかし今回は挫折が許されないように感じている。後がない思いがある。
 そんな追い込まれた状態で、ようやく日々机に向かうことができている。
 あと5日だ。これからは毎日30枚近くは書かなくてはならない。ルーチンの仕事をこなしながらである。とくに今日はちょっと大きな仕事を終えなくてはならないので、それでほぼ一日が終わってしまうだろう。ということはあと4日だ。
 なんとかやり遂げたい。じゃなくて、やり遂げるぞ。と、今のところは思っている。

 こんな状況にありながら、先週の木曜日はかみさんと寿司を食べに行った。結婚3周年のお祝いである。改めて今書いてみると、結婚記念日というのは、自分達で自分たちを祝うのだ。なんだか気持ちが悪い気もしないこともない。しかし外に出るひとつのきっかけである。そう思い、毎年実行している。
 今回でかけたのは鎌倉でおそらく一番有名な寿司屋でありながら、行ったことがある人はまれな、隠れ家的存在である“和さび”に行った。穴場狙いが好きな自分であるが、ついに現れた最後の本格派大物の登場といったところである。
 “和さび”は報国寺のすぐ近くにあり、我が家からは歩いていける。今回は雨が降っていたので、バスででかけた。
 店は報国寺の近くの住宅街の路地に建つ。外観は古民家だ。中に入ると、そこもまた古民家であった。
 店内は大きめな和室にカウンターが設けられていた。中に大将がひとり。カウンターの客席は7席。その他にテーブル席もふたつある。
 その日は、カウンターは満席。テーブル席はひと席埋まっていた。おそらく全員が予約客である。
 コースはひとつしかない。夜は8,000円のおまかせコースのみ。
 僕の懐感覚でいえば8,000円はちょー頑張った出費である。ただ寿司屋であること、さらに高級店(ここの分類は難しい。ひとによっては高級店とはみなさないかもしれない。僕にとっては十分に高級店である)であることを考えれば、とてもリーズナブルに思う。そんな内容だった。
 みなさんもまだ未体験ならば、一度、機会を作ってでかけてみるといいのではないだろうか。一見というか一味というか、の価値はある。
 かなり本格的な江戸前である。寿司というよりも日本料理の感がある。まず前菜の品々の手が込んでいる。単純な刺身のようなものはない。どれも口に放り込むと、少なからぬ驚きを呼び招く。
 寿司も同様だ。これも単に刺身をシャリの上に乗っけただけの代物はない。ひとつひとつが個性をもった料理なのである。
 店構えはユニークであり、なかなか渋い。鎌倉に来て、小町周辺の観光客相手の店に入るのは芸がない。ちょっと足を延ばして、ディープな鎌倉を堪能してほしい。
 量は相当多い。僕は、夜は飲むとあまり食べられない。以前は飲んでも平気で食べたが、50歳を超えたころから、あまり食べられない。
 今回は残すのがもったいない内容だったので、がんばって食べた。最後のたまごだけは少し残して、かみさんに食べてもらった。動けなくなるほどのボリュームだった。若い人もきっと満足できる量だと思う。
 カウンターと大将の距離が近い。客同士の会話に大将が闖入してくることが多い。初めての相手とのデートや、秘密の商談には向かない店だ。年季の入ったカップルや友人同士で来るには、肩の凝らない店である。

コメント

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No title

ああ、いいなぁ。
ここはいまだに行ってません。
鎌倉でも七里ガ浜からだとかなり遠い部類に入ります。
いや、そんなことなくて、行く気になれば行けますが
ついで、というものがなく、いまだに訪問できずです。
一度行ってみたいです。

No title

ご結婚記念日おめでとうございます。
うちは結婚7年ですが、ほんの最初にささやかなお祝いをしていた憶えがある程度で、その後は「これからもよろしくお願いします」というご挨拶をするだけという(笑)
誕生日すらあまり特別なことをしない夫婦なので、山本さんご夫婦のお食事に行かれるお話などは素敵だな~と思ったりしています。(でも出不精だから結局家で過ごしてしまいますが・笑)

Re: No title

おちゃさんへ

僕もおちゃんさんのブログを拝見させていただいてます。おちゃさん、大変なグルメですよね。
和さびは報国寺の近くですので、七里ヶ浜からはちょっと遠いいですね。でも一度、足を延ばしてみるのもありな店だと思います。おちゃさんの感想を聞いてみたいです。
鎌倉周辺って、良い店が多くて、楽しめますね。

Re: No title

楼蘭さん

ありがとうございます。僕らもかなりの出不精です。なのであえて、誕生日や結婚記念日はでかけるようにしています。そうしないと、家ばかりになってしまうので。
出かけてみると、良かったと思うことは少なくありません。僕らはかなりの食いしん坊なのです。
プロフィール

山本 拓也

Author:山本 拓也
職業:翻訳者
過去の職歴:HSBCを経て産経新聞社
家族:妻、フクちゃん(猫オス 3歳)、大吉くん(猫オス 2歳)
住まい:逗子

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