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犬も歩けば棒に当たる


 車庫証明を取りに逗子警察署まで行った。歩いて行った。45分かかった。
 途中、逗子アリーナを通って行った。ちょっと遠回りになるが、公園のような作りになっていて、歩きやすいからだ。
 アリーナには体育館や野球場、テニスコート、プール、アーチェリー場などがあり、とても広い。人口5万7千人の市にしては、とても立派である。僕も以前は、週に何度も利用していた。最近は行くのが面倒になって、行っていない。
 僕が行かなくなったのは、時間がかかるからだ。車で行っても、20分かかる。往復で40分だ。僕は毎日、ウォーキングしているが、それが1時間。アリーナまでの往復で、だいたいウォーキングのノルマをこなすことができる。
 とこで昨日、アリーナを歩いていて、改めて気づかされたのは、老人の多さだ。いや、老人というには憚られる。それは、とても元気だからだ。実際の年齢も、比較的に若い人が多い。中心は60代である。
 今の60代は、めちゃくちゃ元気だ。体力的には、僕の子ども時代の40代、50代と変わらないように見える。
 その元気な60代が、わんさかいて、テニスなんかをしている。とても幸せそうな光景であった。
 でも考えさせられた。あの方々は本当に幸せなのだろうか。あの体力があって、経験に裏付けされた技術や知識を使わずに、下手くそなテニスに興じている。うまい人もいるだろうが、昨日見た人はみな下手だった。
 あの人たちは、きっと平均寿命以上生きるだろう。かりに60歳として、あと30年。30年もテニスを続けるのだろうか。なんか、もったいない。
 仕事をすれば、いいのに。したい人も多いだろう。機会がないのかもしれない。

 警察に入ると、警官がいっぱいいる。あえてジロジロと警官たちを見回した。警官は偉い人が、一目でわかる。階級がバッジで明示されているからだ。それで偉い人を、ジロジロと見た。そしたら、はっきりと嫌な顔をされた。そうだろう、あんなにジロジロ人を見てはいけない。
 なぜ、ジロジロと見たかというと、逗子警察署は悪名高い。あの事件以来、信用は失墜している。それで逗子警察署の偉い人は、どんな顔をしているのか、興味があったのだ。
 で、どんな顔だったかというと、偉い人は奥に座っていて、ちょっと距離があって、よく見えなかった。遠望した感じでは、普通のおじさんだったように思う。

 それから市役所まで歩いて行った。印鑑証明をもらうためだ。印鑑証明はすぐにもらえた。逗子市役所も悪名が高くなってしまっている。あの事件のためだ。
 印鑑証明をくれた人は、手前に座っていて、きっと偉くない。この人たちは、とても普通だった。普通というのは、銀行の窓口なんかのような民間と比較してだ。以前の役所のサービスと比較すると、雲泥の差である。
 ここも偉い人は、奥に座っていて、やっぱり顔がよく見えなかった。
 ここはジロジロ見たわけではないのだが、何気なく働く人たちの姿を傍観した。若くて可愛い女の子なんかがいたりする。ああいう子と一緒に、忘年会なんかして、きっと楽しいだろうなと、サラリーマン時代を思い出して、感慨にふけった。

 市役所を出ようとしたら、バザーらしきものをやっていた。名札を付けた人に、「いくらですか」と、ある皿を持って聞くと、タダだと言う。5点まで、好きな奴を持って行っていいという。そこで4枚セットの深い皿と、タンブラーを一個もらってきた。見ると募金箱があった。名札を付けた人は、全部で10円ぐらいで、十分といったのだが、50円を入れてきた。
 この皿にしたのは、かみさんが深めの皿が欲しいと言っていたのを思い出したからだ。4枚もセットになっているのは、他にはなかったし。他はみなバラバラの一点ものだった。
 今朝、喜ぶだろうと思って、自慢げにかみさんに見せた。皿を見たかみさんの表情から類推すると、あんまり気に入ってはくれなかったようだ。タダで済まそうと思っても、なかなかうまくいかないものだ。

ただの皿とタンブラー
市役所でタダでもらった皿とタンブラー

かごの中のフクちゃん
今回のブログの内容とは関係ないが、お気に入りの籠で寝そべるフクちゃん

コメント

Secret

No title

>仕事をすれば、いいのに。したい人も
>多いだろう。機会がないのかもしれない。

おそらく多くの人が機会がないのだと思います。
年金支給開始年限だけは伸びるが、その手前で
仕事を辞めた人には仕事の機会が恐ろしく少ない
のが実態かと。私は今はある企業で働いていますが
5年前に退職した時、同業同職種で転職先など
まったくなかったですね。違う職種で応募しても
「あなたそりゃ無理でしょ」って言われること
ばかり。自分が今までもらったお金より低賃金の
お仕事に応募しても、相手にとっては
「やっかいなやつ」としか思われなかった
ように感じました。縮小する国では、高齢になる
ほど転職は難しいのでしょう。

私が逗子市民だった10年ほど前に、このアリーナの
建設計画がありましたが、私は反対しました。
財政的に自立していない自治体が持つ施設では
ないと思いました。図書館だって、テニスコート
だって、余裕があればともかくそうでないのに
持つ必要もないでしょう。稼ぐもの以上に使える
わけではないので。

Re: No title

おちゃさん

高齢者が就業機会に恵まれないのは、もったいない話ですね。
テニスをされていた方々は、経済的には働く必要はないかもしれません。余裕があればこそ、NPOや起業なども、選択肢としてあるのではと思います。
単なる個人的な主観ですが、「働ける間は働きたい」と思っています。
プロフィール

山本 拓也

Author:山本 拓也
職業:翻訳者
過去の職歴:HSBCを経て産経新聞社
家族:妻、フクちゃん(猫オス 3歳)、大吉くん(猫オス 2歳)
住まい:逗子

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