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お琴と恥ずかしい体験


 ブログ更新をさぼったので、おさらいの続き。
 先々週の週末のこと。知人にプロの邦楽演奏家がいる。黒川真理さんというのがだ、その人の個人演奏会に行ってきた。黒川さんは確か三味線もやるはずだが、今回は琴のみの演奏だった。
 琴といっても種類はいくつもあるようだ。違いはあまり分からないのだが、弦の数が違うようだ。琴を代えて、4曲を演奏し、歌った。
 感想としては、どれも素晴らしいものだった。まったくの素人なので、うまく表現できないが、琴は、正しくは筝(そう)と呼ぶらしいが、ピアノに負けないぐらい総合的な楽器だと思った。一台(一棹?)で、アンサンブルが可能な楽器だ。
 それと、歌だ。彼女は普段、声が大きい方ではないと記憶している(最近、話す機会がない)。それが、歌い始めると、500人位のホールが彼女の声で満たされる。
 オペラなど西洋の声楽は腹式呼吸で、和物は胸から上で歌うという話を聞いたことがあるが、彼女の歌を聞いていると、それは間違いなように思う。十分に腹の底から声が湧き上がっていた。
 そんな感じで、珍しい邦楽の演奏を堪能した。その日はかみさんの学校が文化祭で、彼女は休日出勤をした。それで僕はひとりででかけていった。
 帰りは新宿からライナーに乗ったのだが、あいにく小田原行だったので、戸塚から横須賀線に乗り換えた。
 横須賀線に乗っていると、正面の扉に立つ男性の視線に気づいた。僕をちらちらと見ている。なんでだろう。僕もなんとなく、彼のことが気になり、こちらもちら見する。その結果、彼が僕を見ていた理由がわかった。
 彼の視線は僕以外にも、別の人物をとらえていた。その人物を見て、合点がいったのだ。
 その日、僕は買ったばかりのオレンジ色のジャケットを着ていた。オレンジといっても、ダークカラーでそれほど目立つ色ではない。でも、やっぱりちょっとは目立つ。
 そのちょっと目立つジャケットを、視線の先の男性も来ていたのだ。それで正面扉に立つ男性は、見比べていたのである。
 僕は慌てて、ジャケットを脱ぎ、裏返しにして、膝に置いた。一方の男性は、僕の存在に気付いていない。車内を見回しても、僕の行動に不信感をもった人物はいないようである。助かった。正面扉の男性しか、この事実を把握していないようだ。
 そのオレンジのジャケットは、先日大船のユニクロで買ったものである。
 以前も一度、赤いフェイクレザーのジャケットを着ていて、同じ体験をした。
 ユニクロはインナーに抑えておいた方が賢明かもしれない。ジャケットだと、もろバレである。他のメーカーの服だと、ここまでにはならないと思うが、なぜかユニクロだと、すごく恥ずかしい。
 

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プロフィール

山本 拓也

Author:山本 拓也
職業:翻訳者
過去の職歴:HSBCを経て産経新聞社
家族:妻、フクちゃん(猫オス 3歳)、大吉くん(猫オス 2歳)
住まい:逗子

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